クラムシェルノートからタブレットへ早変わり - ソニー「VAIO Fit 14A」

VAIO Fit 14A」は、クラムシェル型ノートPCからタブレットスタイルに変形する2in1タイプのPCだ。「マルチフリップ」と呼ばれるヒンジ機構によって、液晶ディスプレイを回転させて「タブレットモード」に変形する。回転後の液晶ディスプレイをやや開いて設置する状態は「ビューモード」と呼ばれ、動画やタッチ対応アプリを楽しむのに適したモードだ。

ソニー「VAIO Fit 14A」のシルバーモデル(写真左)とピンクモデル(写真右)

「マルチフリップ」機構のイメージ

CPUにはIntel Pentium 3556U(1.70GHz)を採用し、メモリは4GB、ストレージは1TBのHDDという構成。液晶ディスプレイの解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、10点マルチタッチに対応している。センサー類を搭載しているので、本体の向きを変えて画面の表示方向を変えることも可能だ。インタフェース類はUSB 3.0×2やHDMI、NFCなどが用意されている。

本体のサイズはW336.1×D234.9×H18~19.8mm、重量は約1.96kg、バッテリ駆動時間は約6時間だ。14型ノートPCは本体が大きくなりがちなこともあり、純粋なモバイル用途には最適とはいえないが、持ち運べないスペックではない。

店頭予想価格は140,000円前後で、15型液晶ディスプレイを搭載した「VAIO Fit 15A」もある(店頭予想価格は最上位モデルが225,000円前後、上位モデルが190,000円前後、下位モデルが165,000円前後)。パーツ構成をカスタマイズ可能な直販CTOのオーナーメードモデルは、VAIO Fit 14Aの最小構成価格が89,800円から、VAIO Fit 15Aは79,800円からだ(いずれもキャンペーン適用時、2013年12月30日時点)。

製品名 VAIO Fit 14A(標準仕様モデル)
OS Windows 8 64bit
CPU Intel Pentium 3556U(1.70GHz)
メモリ 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ -
ディスプレイ 14型、1,920×1,080ドット、IPS
タッチパネル ○(10点マルチタッチ)
有線LAN Gigabit Ethernet対応
無線LAN IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.0+HS
センサー 加速度、地磁気、ジャイロ
Webカメラ フロント約92万画素
主なインタフェース USB 3.0×2、HDMI、ヘッドホン出力、NFC、SD/SDHC/SDXCカードリーダ
バッテリ駆動時間 約6時間
本体サイズ W336.1×D234.9×H18~19.8mm
重量 約1.96kg