高スペックが魅力の11.6型タブレット - ソニー「VAIO Tap 11」
ソニーの「VAIO Tap 11」は軽量&薄型ながら高いパフォーマンスを持つ11.6型タブレットだ。ピュアタブレットのCPU(SoC)は省電力性能の高いIntel Atomであることが多いが、VAIO Tap 11はHaswell世代のIntel Core i5-4210Y(1.50GHz)を採用。パワフルな性能を持っている。店頭販売向けの標準仕様モデルは、予想価格が170,000円前後だ。パーツ構成をカスタマイズ可能な直販モデルには、直販限定のホワイトモデルが用意され、最小構成価格94,800円から購入できる(キャンペーン適用時、2013年12月29日時点)。
本体サイズはW304.6×D188×H9.9mmで、重量は約780g。11.6型のWindowsタブレットとしては薄くて軽いボディだ。背面には角度を無断階で調整可能スタンドが用意され、本体を自立させられる。さらにワイヤレスキーボードと手書き入力用のデジタイザースタイラス(ペン)が付属し、ノートPCや液晶タブレットのように使うことも可能だ。「Office Home and Business 2013」や「Adobe Photoshop Elements 11」、「筆ぐるめ Ver.20」など、付属ソフトウェアが充実している点もポイント。
バッテリ駆動時間は約8時間で、タブレットとしては短めだが、使い方しだいで丸1日は持つだろう。仕事や画像編集など高いスペックを要求する作業を、外出先出もバリバリこなせる高性能なタブレットだ。
製品名 | VAIO Tap 11(標準仕様モデル) |
---|---|
OS | Windows 8 64bit |
CPU | Intel Core i5-4210Y(1.50GHz) |
メモリ | 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4200(CPU内蔵) |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレイ | 11.6型、1,920×1,080ドット、IPS |
タッチパネル | ○(マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0+HS |
センサー | 加速度、照度、地磁気、ジャイロ |
Webカメラ | フロント約92万画素、リア約799万画素 |
主なインタフェース | USB 3.0、ヘッドホン出力、NFC、microSD/SDHC/SDXCカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約8時間 |
本体サイズ | W304.6×D188×H9.9mm |
重量 | 約780g |
手書き入力が快適な2in1のUltrabook - ソニー「VAIO Duo 13」
ソニーの13.3型Ultrabook「VAIO Duo 13」の特徴は、液晶ディスプレイをスライドさせてノートPCスタイルからタブレットスタイルに変形する「SurfSlider」機構だ。カテゴリとしては2in1のコンバーチブルタイプに分類される。auの4G LTE搭載モデルを用意しているのも大きなポイントだろう。
CPUはIntel Core i5-4200U(1.60GHz)でメモリは4GB、ストレージは128GBのSSDという構成で、Ultrabookとしては標準的なスペック。サイズはW330×D210×H9.2~19.5mmで重量は約1.325kgと、特に薄かったり軽いわけではない。だがバッテリ駆動時間は約18時間とかなり長く、スタミナはトップクラスだ。これだけ長持ちするなら、1日くらい充電しなくても使い続けられるだろう。HDMIやNFCに対応するなどインタフェース類も充実しており、カメラ性能も高い。
付属のデジタイザースタイラスを使った手書き入力も快適で、紙とペンのように素早く手軽にメモを残すことができるだろう。店頭モデルでも使い勝手は十分快適だが、より高性能なパーツや付属ソフトの構成をカスタマイズできる「VAIOオーナーメードモデル」は最小構成価格132,800円から用意されている(キャンペーン適用時、2013年12月29日時点)。
スペック表
製品名 | VAIO Duo 13(標準仕様モデル) |
---|---|
OS | Windows 8.1 64bit |
CPU | Intel Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリ | LPDDR3 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレイ | 13.3型、1,920×1,080ドット、IPS |
タッチパネル | ○(10点マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0+HS |
センサー | 加速度、照度、地磁気、ジャイロ |
Webカメラ | フロント約207万画素、リア約799万画素 |
主なインタフェース | USB 3.0×2、HDMI、ヘッドホン出力、NFC、SD/SDHC/SDXC/MS Duoカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約18時間 |
本体サイズ | W330×D210×H9.2~19.5mm |
重量 | 約1.325kg |
タブレットにもなるクラムシェル型2in1 - ソニー「VAIO Fit 13A」
クラムシェル型ノートPCとしての使い勝手に主眼を置くなら、ソニーの「VAIO Fit 13A」をおすすめしたい。ユニークなのは「マルチフリップ」と呼ばれるヒンジ機構だ。液晶ディスプレイを反転させることで画面だけを相手に見せられる「ビューモード」に変形したり、液晶ディスプレイを閉じることで「タブレットモード」へ切り替えたりできる。独特の変形機構を持ったコンバーチブルな「3in1」タイプともいえるモデルだ。
スペック的には同じソニーのコンバーチブルPC「VAIO Duo 13」とほぼ同等で、CPUにはIntel Core i5-4200U(1.60GHz)を採用しメモリは4GB、ストレージは128GB SSDの構成。違いとしてはOSがWindows 8でフロントカメラの有効画素数が約92万画素、バッテリ駆動時間が12時間となっている点が挙げられる。サイズはW325.4×D223.4×H14.3~17.9mmとやや厚めながら、重量は約1.31kgとVAIO Duo 13に比べて150g軽い。またほかのVAIOシリーズと同様、直販モデルではパーツ構成をカスタマイズ可能で、最小構成価格132,800円から用意されている(キャンペーン適用時、2013年12月29日時点)。
製品名 | VAIO Fit 13A(標準仕様モデル) |
---|---|
OS | Windows 8 64bit |
CPU | Intel Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリ | 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレイ | 13.3型、1,920×1,080ドット、IPS |
タッチパネル | ○(10点マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0+HS |
センサー | 加速度、照度、地磁気、ジャイロ |
Webカメラ | フロント約92万画素、リア約799万画素 |
主なインタフェース | USB 3.0×2、HDMI、ヘッドホン出力、NFC、SD/SDHC/SDXCカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約12時間 |
本体サイズ | W325.4×D223.4×H14.3~17.9mm |
重量 | 約1.31kg |