マウスコンピューターの「LuvBook C」シリーズは、11.6型のタッチ対応ディスプレイを搭載したコンパクトなノートPC。気軽に持ち運べるサイズのタッチ対応マシンを求めている人にはちょうどいいモデルだ。Windows 8.1搭載で最安値は44,940円からとかなり手頃で、SSD搭載モデルやOffice Personal 2013プレインストールモデルなども用意されている。今回はストレージにHDDを採用したモデルのうち、上位構成となっている「LB-C110S」を試用してみた。
持ち運びやすいシンプルなコンパクトボディ
ボディカラーは明るいシルバー、トップカバーは金属的な質感となっており、スタイリッシュな印象。短辺に平行する形でヘアライン加工が施されている。鏡面というわけではないのだが、かなり光が映える感じのカラーリングだ。ここにグレーのロゴがプリントされているので、トップカバーのデザインとしては渋めの仕上がりになっている。また角や各辺は丸く削られており、素手で持ったときの感触が優しい。
本体底面側やディスプレイベゼル、キーボードはブラックでまとめられており、引き締まった印象だ。本体サイズはW300×D200×H21mm。重量は約1.5kgと特別軽いというわけではないが、本体がコンパクトなだけに片手で簡単に持ち運べる。素材的に指紋なども付きづらいので、頻繁に持ち歩いても汚れにくいだろう。
小さくても余裕のあるインタフェース群
キーボードはアイソレーションタイプを採用している。キーピッチは約17mmとコンパクトマシンだけに狭めではあるが、配列に変形は少なく扱いやすい。キーストロークは約1.5mmで、タッチは軽いがしっかりと押した実感があるキーだった。タッチパッドはボタン一体型のものが搭載されている。
インタフェースは本体右側面にヘッドフォン・マイクコンボジャック、USB 2.0ポート、HDMIポート、有線LANポート、電源コネクタが並んでいる。本体左側にはRGBポート、USB 2.0ポート×2、マルチカードリーダーを装備。各ポートの配置間隔には余裕があり、接続した機器同士が干渉して使いづらいということもないはずだ。
本体右側面にはヘッドフォン・マイクコンボジャック、USB 2.0ポート、HDMIポート、有線LANポート、電源コネクタが並ぶ |
本体左側にはRGBポート、USB 2.0ポート×2、マルチカードリーダーを装備 |
本体手前側は底面側から軽く持ち上がるような形になっており、この左右にスピーカーがある。通気口は背面側に設けられており、利用中に本体左右に置いた手に熱風がかかることもなく快適だ。