嫌われる「鬼女系」の実態

第3のタイプは「鬼女系」。ヒステリーや嫉妬心むきだしで、いじめが大の得意という女子たちです。当然ながら、周囲から嫌われています。

・「思い通りにいかないと突然キレてわめきだす。二度と会いたくない」(32歳男性/機械・精密機械/技術職)

・「なにかにつけて苦情を言い、店に行くと必ずクレーマーになる」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「世の中すべての人がライバルでしかない。他人が新しい服や化粧品を買うと嫉妬してキレる。とりあえずほめてごまかしています」(30歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)

周囲に迷惑をまき散らす「トラブルメーカー系」

さらに第4のタイプは、「トラブルメーカー系」。悪気はないのかもしれないけれど、過度に男好きだったり噂好きだったりして、周囲に迷惑をまき散らす……。こちらも歓迎されざる女子たちです。

・「オープンすぎて、夜の生活を生々しく話してくれる。あまり深く関わりたくない」(33歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「逆セクハラ女子。上司に対してもきわどい暴言を吐きまくり対処に困る」(34歳男性/情報・IT/技術職)

・「自分からナンパした男性と飲みに行って、翌日遅刻して会社からの電話で一人ホテルで目が覚めた。バカすぎて面白い」(27歳女性/金融・証券/営業職)

このように、さまざまな「ぶっ飛び女子」がいることがわかりましたが、「鬼女系」や「トラブルメーカー系」にはうんざりしている様子。でも、「オモシロ系」や「謎系」の場合は、インパクトや存在感たっぷりで、その革命的な常識離れぶりが、私たちのストレスいっぱいの日常に刺激を与えてくれる存在として、案外支持があるようです。

前記した映画『劇場版SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇・爻ノ篇』が大ヒットしているのも、ストーリーの面白さはもちろんですが、ぶっ飛びヒロイン、当麻紗綾の魅力に負うところも大きいと思われます。

「な~んすか、何か問題ですか? 私の魅力ダイナマイト、罪ですか?」――紗綾のこんな自信満々のぶっ飛ばしぶりはやっぱり爽快! 社会の常識やルールに縛られて自分には言えない、けれど心の中でひそかに思っている、そんな本音を平然と叫んでくれる紗綾に胸のすく思いがしてしまうことでしょう。

そんな紗綾の原点は、テレビドラマシリーズ『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』、『SPEC~翔~』、そして『劇場版SPEC~天~』にあります。これらの作品は、「dビデオPowered by BeeTV」および「BeeTV」をチェック!

『劇場版SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇・爻ノ篇』を見る前に復習するもよし。あらためて紗綾の「ぶっ飛び女子」ぶりを堪能するもよし。月額525円でスマホはもちろん、タブレットやPC、テレビですべての作品を楽しむことができます。この3作を見逃していた人だけでなく、もう一度見たいという人はチェックしてみてはいかがでしょうか。