ここでは「Inspiron 15 7000 プレミアム・タッチパネル」の性能をベンチマークソフトを使って確かめていく。ここで主要なスペックをおさらいしておくと、CPUがCore i5-4200U (2コア4スレッド、1.6GHz)、メモリがDDR3L 1600 6GB (4GB+2GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがGeForce GT 750M 2GBだ。
今回、注目してほしいのは、まずグラフィックス性能。GeForce GT 750Mは、NVIDIAのノートPC向けGPUにおいてミドルレンジの上位(ミドルハイ)という位置付けだ。テストした結果、ファイナルファンタジーXIVクラスのゲームであれば、十分快適に遊べるレベルの性能を持っていることがわかった。
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 | |
1280×720【高品質(ノートPC)】 | 7265 |
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1920×1080【高品質(ノートPC)】 | 4082 |
1280×720【最高品質】 | 5953 |
1920×1080【最高品質】 | 3112 |
10時間駆動を達成
また、「bbench」を使ったバッテリ駆動時間の計測結果も良好だ。電源プランをデフォルトの「Dell」に設定し、bbench上のキーストロークとネット巡回機能を有効にして検証してみたところ、10時間2分3秒とかなりの長時間駆動となった。家の中でACアダプタを持ち運ばずに、1日快適に使えるレベルにあるといえる。
以下、Windows 8の「エクスペリエンスインデックス」、定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」、総合性能を測定する「PCMark7」、CPUとグラフィックボードの性能を測定できる「CINEBENCH R11.5」、ストレージのデータ転送速度を測定する「CrystalDiskMark v3.0.2f」のスコアを掲載する。
Windows 8のエクスペリエンスインデックスは、ゲーム用グラフィックスは高いが、なぜかグラフィックスは低めとなった。ストレージがSSDではないのでプライマリハードディスクのスコアは順当なところだ。CPUが低電圧版でデュアルコアということもあり、PCMark7などのスコアは想定の範囲内に収まった。購入時にSSDを選べないのは残念だが、その気になれば自己責任で換装できなくもない。