"モンハン"の愛称で多くのユーザーに親しまれている、オンラインアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズ。PC向けには、今年4月の大型アップデート以降「モンスターハンター フロンティアG」(以下MHF-G)のタイトルでサービスが提供されているが、マウスコンピューターのゲーマー向けブランド・G-Tuneから、MHF-Gを楽しむのに最適な推奨PCの新製品が登場した。

モンスターハンター フロンティアG推奨PCは、スペック不足でゲームがスムーズに動かないといったトラブルが起きないことに加え、購入者だけにプレゼントされるアイテムが付属するのもうれしいポイントだ。今回の新製品には、G-Tuneのモンスターハンター フロンティアG推奨PCとしては初めて、G-Tuneユーザーのためだけのオリジナル武器が特典として用意された。対象となる推奨PCはエントリークラスからハイスペックマシン、ゲーマー向けモバイルノートまで、幅広いラインナップが用意されているが、その中から今回は、コストパフォーマンスに優れる「NEXTGEAR-MICRO」シリーズのエントリーモデル「im550BA1-MH」(販売価格59,850円)を紹介しよう。

モンスターハンター フロンティアG推奨PCの「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-MH」と、iiyamaのゲーム用ディスプレイ「ProLite G2773HS-2」

G-Tuneユーザーしか手に入らないアイテムが特典に初登場

これまでもG-Tuneからは多数のモンスターハンター フロンティアG推奨PCがリリースされ、購入ユーザーしか手に入れることのできない限定アイテムが呼び物となっていた。今期の新製品でも同様に、製品に特典アイテムが入手できるイベントコードが同梱されているわけだが、今回初めて、推奨PCの中でもG-Tuneユーザーのみに提供される特典として、オリジナル武器の「G-Tuneソード」が登場した。

製品同梱のイベントコードを「特別イベントハウス」で入力すると、アイテム欄にG-Tuneソードの生産券が追加される

「光」の属性を持った「大剣」で、大剣の攻撃操作のひとつである「溜め斬り」を行うと透明だった刀身が実体化する凝ったデザインとなっている。「G-Tuneエッジ」→「G-Tuneバスター」→「G-Tuneセイバー」→「極光剣G-Tune」と強化が可能で、極光剣G-Tuneで攻撃力は1392に達する。

生産券を手に入れたあと、武器工房へ行って特典武器の生産を行う

初期状態で攻撃力は816。ここからさらに4段階の強化が可能

「G」の文字をかたどったデザインのG-Tuneソード。通常時は刀身が半透明になっている

溜め攻撃を行うと刀身が実体化するとともに発光する

また、オリジナル武器以外の特典としては、ランスの「ポルトランスI【青】」およびそれとのコーディネートが楽しめる「フィディ」シリーズの防具、ガンランスの「アクシリスイデアI」および「テリオグ」シリーズの防具が付属する(いずれも生産素材「マグネストーン」での提供)ほか、回復薬や虫あみなど狩りに利用する多数の消耗品を詰め合わせにした「教官見習ネコの差し入れ」が付いてくる。

「フィディ」シリーズの防具を装備したところ。ポルトランスはリーチが極めて長く、スクリーンからはみ出してしまうほど

こちらは「テリオグ」シリーズの装備

これからMHF-Gを始めるビギナーはもちろん、レアアイテムでほかのユーザーを驚かせたいというベテランハンターにとっても、従来のモンスターハンター フロンティアG推奨PC以上に魅力的な特典内容になっているといえるだろう。

MicroATXケースでも冷却能力は抜群

「NEXTGEAR-MICRO」シリーズは、最小構成で5万円台からとゲーマー向けPCとしては低価格を実現している。今回のim550BA1-MHはシリーズのエントリーモデルに相当するが、ケースは同シリーズのハイスペックモデルと共通のものを採用しており、かなりの上位構成にも対応できる基盤を備えている。

ゲーマー向けPCとして最も特徴的なのは、十二分なエアフローが確保されている点だろう。ケースの前面は大部分がメッシュパネルとなっており、さらに中央および下部に計2基の吸気ファンを搭載して、外気を取り込めるようになっている。メッシュパネルは簡単に取り外すことができるので、ホコリがたまりやすいファン付近の清掃も行いやすい。

フロントのメッシュパネルを取り外すと、グラフィックスカード用、HDD用の2基の吸気ファンが顔を見せる

こちらも開口部が大きく取られたサイドパネルを開けて中を見ると、ちょうど前面中央のファンがグラフィックスカードの高さ、前面下部のファンがHDDの高さに取り付けられており、取り込んだ外気がそれぞれのパーツをダイレクトに冷却することがわかる。また、背面だけでなく天面にも大口径の排気ファンを搭載しているので、CPUの熱を効率良く排出できる。

側面も大部分がメッシュパネルになっている。内部には大型グラフィックスカードも搭載可能な十分なスペースが確保されている

背面に加え、CPU直上の天面にも排気ファンを設け、効率良く排熱

一般に、ATXサイズのケースに比べMicroATX用のケースは内部の空間が小さく、それだけ熱の滞留が起きやすいが、開口を大胆に取りつつ、あまり利用されないベイや機能などは削減することで、ゲームの連続稼働でもパフォーマンスの低下を起こさないよう工夫されている。しかも、電源ユニットを大容量のものに交換すれば、ハイエンドグラフィックスカード2枚のSLI構成にも対応可能という。

ⓒ CAPCOM CO., LTD. 2007, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.