ここでiPad Airの特徴をおさらいしておこう。なんといっても最大の長所は軽く、薄く、小さくなったことだ。従来モデルよりも200g近く軽くなり、厚みもiPad miniと同程度に薄くなり、ベゼル(額縁部分)が細くなったことでディスプレイサイズはそのままに全体がほんのり小さくなった。これまでのiPadへの不満の大半はその大きさ、重さに対するものだったので、これは非常に魅力的なモデルチェンジだ。
実際、軽くなったことでかなり持ち運びやすくなった。これまで筆者は仕事に出かけるとき常にiPad miniを携帯していたのだが、それをiPad Airに変えてもそれほど重くなった感がない。これがまず感動した部分だ。
- 1.セルラーモデルになってから地図アプリを積極的に使うようになった
初日、さっそくiPad Airを持って仕事へと出かけてみた。初めての仕事に行くときはあらかじめ地図で現場の場所を確認し、それをEvernoteを通してiPhoneで確認する。ただ、iPhoneで地図を使うのはやはり画面が小さくて見づらいことが多いのだ。とはいえ普段はそれしかないのだから仕方ない……とあきらめていたのだが、そうだ、今日はiPad Airがあるじゃないか!
ということでさっそくカバンからiPad Airを取り出してEvernoteアプリを起動し、保存しておいた住所からマップを開いて場所を確認する。ひ、広い! やはりiPad Airの画面の広さは圧倒的だ。別にWi-Fiモデルでだって地図アプリは開けるのだけど、その場合はiPhoneでインターネット共有をオンにして、iPad Air側でWi-Fiを探し、接続して……とやらないといけない。それははっきりいって面倒くさすぎるし、その間にiPhoneで地図をグリグリ動かした方がマシだ。そう考えると、これはセルラーモデルだからこその使い方といえる。