会社も学校もゲームも満足な欲張りノートPC
ノートPCも細分化が進み、モバイル特化型から、17インチ超の据え置き型のタイプまで、実に様々なラインアップがある。薄く軽くしてしまえば性能は妥協が必要だし、性能を追えばモバイルに向かない重さ・大きさを我慢せざるをえない。ここで、用途別にノートPCを買うというのも現実的ではなく、もしもできることならば、1台に全てをまかせたいというのが本音だろう。
1台のノートPCで、仕事から遊びまで、または室内からモバイルまで使い勝手が良く、しかもデザインだってスマートであって欲しい。そんな"ベストバランス"なノートPCは無いものか……。ということで今回、無ければつくってしまえとばかりに、マイナビニュース編集部が独自に考えた"ベストバランス"なノートPCを、BTOカスタマイズに定評あるマウスコンピューターに頼み込んでつくってもらうことにした。
それが、マウスコンピューター×マイナビニュースの14型ノートPC「LB-H610S-SH-MN」だ。現在の日本にピッタリのサイズに様々な最新機能を盛り込んだ、と自負するこのノートPCの実力をごらんいただきたい。
「LB-H610S-SH-MN」の、マウスコンピューターの紹介サイトへはこちらのリンクから。
■主な仕様 [CPU] Intel Core i7-4750HQ [チップセット] Intel HM87 Express [メモリ] 8GB(4GB×2) [ストレージ] mSATA 128GB SSD/500GB HDD [グラフィックス] Intel Iris Pro 5200 [OS] Windows 8.1 64bit [価格] 119,700円
スマートでスタイリッシュな外観
フルHD対応の14インチディスプレイを選択してあるだけに、一般的なスタンダードノートPCよりも、ずっとコンパクトさが際立つ印象だ。実際に厚さは20.9mmとほぼ2cmなので、かなり薄型な印象を受ける。重量は約1.8kgと、昨今のタブレットPCやモバイルPCに比べれば確かに重いが、十分モバイルも可能なサイズだ。
キーボードはフルピッチ19mmでストローク幅は1.5mm。タッチは好みになるが、筆者の感覚では良好な部類に入る。インターフェイスは、左にLANポート、Mini Display Port HDMI、右にオーディオ端子、マルチカードリーダー、USB 3.0×3(給電機能付きはうち1つ)となっている。
なお、Haswell最上位版の高性能CPUを搭載しているので、熱処理の排気も気になるところだが、こちらは背面をうまく活用して熱を処理するようになっている。通常使用時は騒音はほぼ感じることは無いが、さすがにゲームを楽しんでいると、時折ファンの稼働音が聞こえてくる。とはいえ、うまい排熱処理のお陰で、「動いているな」と分かる程度なので、許せるレベルだ。