pomrieの世界を広げる、現場でのヒアリング
その一方で、山崎氏を中心に動く現場の意見やヒアリング結果は、製品の世界観やライフスタイル提案の力をより深くするための、情報やアイデアスパイスとして活用された。
山崎氏「ヒアリングすると、やはりさまざまな意見が出るんですよね。入園シーズンに名前スタンプの人気が高まるという情報があったり、写真スタンプはインクとセットにすればプチギフトにできそうだというアイデアが出たり。スタンプをプレゼントする文化が作れたらいいよねといった、ライフスタイル面でのお話もよくしますね」
山崎氏も、スタンプ機能の活用方法を発見。日々の商談や業務中に、その有効性を自ら再確認したこともあったという。
山崎氏「顔写真をスタンプにして名刺の裏に押しておくんです。それを見てもらうと、みなさん笑顔になってくださるんです。話のきっかけにもなっていいんですよ」
村田氏「最初にアイデアを思いついたときから、スマートフォンアプリとの連携で写真を活用することは考えていたのですが、この方法はまた1つの特長になりました。社内の男性社員に子どもさんの写真や絵をスタンプにしてプレゼントしたときも、とても喜んでもらえたんです。お母さん向けに考えていましたけど、お父さんにも効果があるんだなと(笑)」
pomrieのスタンプ絵柄作成ソフトには約700種類のコンテンツが用意されているが、こうした現場の要望も取り込みつつ、シーズン用途も含めて定期的に絵柄をインターネット配信していく予定だ。
村田氏「これはデジタルならではの便利さですよね。ダウンロードでスタンプの絵柄が増えるので、長く楽しんでいただけるのではないかと。活用方法や小ネタ満載のWebサイトと一緒に、定期的に続けたいと思っています」
これからの季節は、手作り年賀状などの需要も大きくなる。それを反映してか、年賀状用のスターターキット企画も進みつつあるという。
山崎氏「また、手芸系のお店でも取り扱っていただけたらと考えています。pomrieの良さを知っていただくには、実際に作って、楽しさを感じていただくことが一番だと思うんです。手芸店ですと、定期的にワークショップをされているところも多いですから」(山崎)
最後は、みなさんに一言ずつコメントをうかがった。
村田氏「作ったものをあげたり誰かに見せたりして、かわいいねと言ってもらえることも楽しみの1つだと思います。pomrieで作ったスタンプや、そのスタンプを押した小物などを、どんどんコミュニケーションのネタとして使ってもらいたいです。pomrieのWebサイトでご紹介している以外にも、いろいろな使い方や押し方があるでしょうから、私たちが驚くようなアイデアで楽しんでいただけたら嬉しいです」
そして、「クラフトが苦手な人でも気軽に楽しめるので、一度体験してほしい」と語る尾澤氏、「フォト機能でお気に入りのアイテムを集めると楽しい」と提案してくれた山崎氏。3人の女性社員の力でデビューするpomrie。手作りの奥深さと楽しさを感じさせてくれるこの世界を、あなたもぜひ一度体験してみてほしい。
【体験レポート】20代女性陣がpomrieを使ってみました!
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