KDDIは11月1日、「iPad Air」を発売した。早朝7時50分から原宿KDDIデザイニングスタジオで開催されたカウントダウンイベントには同社取締役執行役員専務・石川雄三氏が登壇し、ゲストとしてタレントのきゃりーぱみゅぱみゅさん、哀川翔さんも登場。自らもiPadユーザーだという石川専務は、iPad Airについて「これまでiPadはWi-Fiモデルが主流だったが、今回は30%も軽くなり、お得なデータシェアプランも用意した」と、セルラーモデルの普及に意欲を示した。
iPad Airの発売は午前8時から。ゲストとしてタレントのきゃりーぱみゅぱみゅさんと哀川翔さんが登場し、石川専務と共にカウントダウンを行った。
ここでは同イベントで石川専務が語った、タブレット端末の現状と今後の展望についてレポートしていく。
石川専務よると、2012年には1億5,000万台に届いていなかったタブレットの出荷台数は、2013年に約1億7,000万台、2014年には3億台近くまで到達しており、減少を続けるPC(デスクトップおよびノートブック)とほぼ同数にまで並んでいるという(ガートナー調べ)。
もっとも、日本に限っていえばタブレット普及率は12%程度であり、米国の30%という数字に比べてまだまだこれからといったところ。石川専務は「だからこそ日本はこれから伸びるのではないか」と今後のタブレットの普及に期待を寄せる。
一方でタブレットはまだまだWi-Fiモデルが主流であると述べ、セルラーモデルの割合は全体の26%しかないことを明らかにした。
ではなぜセルラーモデルが普及しないのか。石川専務がその理由として挙げるのが、「タブレットの重さ」と「月額料金の高さ」の2点だ。