カシオの「エクスワード XD-N8500」は、140種類もの豊富なコンテンツを収録した電子辞書だ。ビジネスからプライベートまで使える豊富な内容だが、特に充実しているのが英語学習向けの教材。ビジネスシーンでの英会話やTOEIC対策など、目的に応じた教材が多数用意されている。
XD-N8500で英語習得を目指すロードテスト、第3回となる今回は、英語の語彙力を養うのに最適なコンテンツについて紹介しよう。
1万2,000語以上の収録コンテンツ群でボキャブラリー向上を目指す!
「英語の実力はボキャブラリーの量で決まる」
そう教えてくれたのは、学生時代の英語担任教師だ。人によって最適な勉強方法は異なるので異論はあるかもしれないが、個人的には一理あると思う。日常的に使っている日本語ですら、単語の意味が分からないばかりに会話がズレてしまうことも。
というわけで英語学習の第一歩として、まずはボキャブラリーの強化を目指そうと思う。XD-N8500に収録されている140種類以上ものコンテンツのうち、英単語の学習に特化した教材は以下の4種類。
・キクタン/キクジュク
・TOEFL TESTパーフェクトボキャブラリー
・TOEICテストボキャブラリー
・TOEIC TEST 730語彙テスト300
意外と少ないように感じるかもしれないが、「キクタン/キクジュク」は「Entry」や「Basic」、「Advanced」などのコンテンツに細分化されており、単語学習向けだけで12種類も用意されている。トータルのボリュームとしては相当なものだ。
なお、それぞれのコンテンツに収録されている単語(一部熟語を含む)の数は以下のとおり。同じ単語の重複はあるとしても、かなりの量である。
コンテンツ名 | 収録語数 |
---|---|
キクタン/キクジュク(12コンテンツ) | 10,232 |
TOEFL TESTパーフェクトボキャブラリー | 500 |
TOEICテストボキャブラリー | 約1,000 |
TOEIC TEST 730語彙テスト300 | 300 |
どのコンテンツも内容たっぷりだが、今回は特に収録数の多い「キクタン/キクジュク」シリーズについて紹介しよう。
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