高速無線LAN搭載のFM2+マザー

GIGABYTEから、Socket FM2+に対応するMini-ITXマザーボード「GA-F2A88XN-WIFI」が登場。先週、ASRockからも同ソケットのMini-ITXモデルが発売となっているが、こちらは10,500円前後という、さらに安い価格が魅力。また、デュアルHDMIのグラフィックス出力や、IEEE802.11ac対応の無線LAN(最大867Mbps)を備える点もユニークだ。

GIGABYTEのMini-ITXマザーボード「GA-F2A88XN-WIFI」

バックパネル。グラフィックス出力はデュアルHDMIとDVIだ

チップセットはA88X。拡張スロットはPCI Express x16で、SATA 6Gb/sは4ポート、USB3.0/2.0はそれぞれ2ポート/4ポート備える。基板上にはMini PCI Expressスロットもあるが、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac)+Bluetoothのコンボカードが実装済みだ。

あのTUFシリーズが手頃な価格で

ASUSの「TUF(The Ultimate Force)」シリーズは、「SABERTOOTH」ブランドなどで知られる高耐久マザーボードのシリーズであるが、新ブランド「VANGUARD」が登場、第1弾モデルとしてLGA1150向けの「VANGUARD B85」が発売された。B85チップセットを搭載しており、TUFシリーズながら、13,000円前後という低価格を実現したのが特徴。

ASUSの「VANGUARD B85」。TUFシリーズとしては異例の低価格モデル

グラフィックス出力は、VGA、DVI、HDMI、DisplayPortの何でもアリ

フォームファクタはマイクロATX。低価格モデルながら、125℃対応日本製コンデンサ等を搭載、サーバー製品と同様の耐久性テストを実施しており、常時稼働マシンを安く作りたいときなどに最適だろう。強力なファンコン機能「TUF Thermal Radar Core」を搭載しており、CPUファンとケースファンを連動させた細かな制御も可能だ。

ストレージI/Oは、SATA 6Gb/s(茶)が4つ、SATA 3Gb/s(黒)が2つ

CPU周りのヒートシンクは簡素ながら、電源は高効率のDIGI+ VRMを搭載

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