専用サイトには商品の写真を豊富に掲載するほか、すべての商品にレビューを記載し、またFacebookなどのSNSのコメントにも対応させる。そのほか、クリエイターに商品のなりたちを取材するなどして、読み物コンテンツとしても楽しめるサイトにしていく考えだ。

商品のなりたちなども紹介し、読み物としても面白味のあるコンテンツにしていく(写真左)。SNSの口コミ効果にも期待している(写真右)

・OneMe Up

OneMe Upは、スマートフォンカスタマイズ専門サービス。「手持ちのスマホは少し古いモデルなので、もう合うケースが販売されていない」「人とは違う、何かがほしい」といった声に応えていくことを目的に展開する。ブランド/デザイナーコラボレートモデル、どんな衝撃にも耐えうる耐衝撃吸収モデルなどを提供予定だ。近日、対応を予定しているのはau 2013夏モデルの「URBANO LO1」「Xperia UL SOL22」の2機種。

スマートフォンカスタマイズ専門サービス、OneMe Upの概要(写真左)。サービス開始当初はau 2013夏モデルのURBANO LO1、Xperia UL SOL22の2機種が対応する(写真右)

・OneMe Factory

OneMe Factoryは、中小企業やクリエイターの"ものづくり"をサポートする支援サービス。「私にとってのひとつ」を売買、製造するためのフローを提供する。Store/Upのコアプロジェクトになる予定で、将来的には個人間取引(C2C)も視野に入れている。

ものづくり支援サービス、OneMe Factoryの概要(写真左)。本サービスを通じて、中小企業やクリエイターをバックアップしていく(写真右)

例えば「ある商品が欲しい」というリクエストがあった場合、OneMe Factoryを通じてクリエイターに情報が行き渡り、商品化に結び付くという流れが考えられる。商品はOneMe StoreやOneMe Upで販売が可能だ。

最後に神森氏は、キングジム4代目社長の宮本彰氏の「10人いて10人がまあまあ欲しいと思う商品より、9人はいらないと言うが、残り1人が熱烈に欲しがる商品を狙え」という言葉を紹介。「その1人がSNSなどによって多くの人に商品の魅力を伝搬する。OneMeではそうした効果をサービスに活かしていきたい」と語った。OneMe Storeは11月19日のリリースを予定。OneMe Upは2014年の第1四半期にリリースを予定。OneMe Factoryは来春のリリースを予定している。なお、OneMe Storeでは10月16日からベータテストを開始する。

個性的な周辺機器を展示

会場には、OneMe Storeで提供予定の商品が展示されていた。一部を紹介していきたい。

スマートフォン、タブレット端末のスタンドとして利用できる「a1」「a2」

スマートフォンとBluetooth接続可能なワイヤレス・ハイファイステレオ・スピーカー「ZIKMU BY STARCK」(158000円)

腰に提げられるスマートフォンケース「waistrap Slipin」(写真左)と、キーボードを机に照射できる「Epic」(17800円)

iPhone用木製スタンドスピーカー「iPhone stand caracol」(5250円)(写真左)、ライトニング用充電スタンド「StandStill」(4200円)

micro USB - USB変換ケーブルとして利用できる「SmartPhone Cable, CHARGECARD Thin」

スマートフォン向け超小型軽量モバイルプロジェクター「INNOCUBE」(39800円)(写真左)

そのほかの個性的な商品

(記事提供:AndroWire編集部