RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1(グラフ18~19)
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ついでにMemory周りでRMMTだけは実施してみた。まずRead(グラフ18)、CPUコアの動作周波数の差はあるといっても、4Thread位からは完全に飽和しているわけで、なのでこれはMemory Controllerの実力差としてもよいと思う。同じDDR3-1600メモリを使いながらも若干帯域の上乗せがあるあたりは立派だと思う。
また4~8Threadの挙動を見るとSandy Bridge-Eはまだじわじわ性能が上がる(つまりまだ最適化の余地がある)のに、Ivy Bridge-Eはほぼフラットになっているあたりも、若干Memory Controllerの素性が改善されたように思える。
Write(グラフ19)に関してもこれは当てはまり、若干ガタつきはあるのののSandy Bridge-EよりもStableかつ性能の底上げに成功している。また2ch Memory構成のHaswellと比較すると、特に8 Threadではほぼ2倍近い性能差になっており、このあたりもIvy Bridge-Eのメモリコントローラの素性のよさが見えてくる。
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