Haswellが7,000円前後から購入可能に

Intelの第4世代Coreプロセッサ「Haswell」に、初の「Core i3」「Pentium G」モデルが登場、発売が開始されている。Haswellはこれまで、上位モデルのCore i7/i5版が発売となっていたが、ローエンド向けの製品は出ていなかった。最新のLGA1150プラットフォームで安くPCを組みたい向きには、待望の新製品と言えるだろう。

Haswell版の「Pentium G」。価格は7,000円前後からだ

そしてこちらは「Core i3」だ。価格は13,500円前後から

Core i3もPentium Gも各5モデルが登場。Core i3は2コア/4スレッドで、Pentium Gは2コア/2スレッドとなる。主な仕様と価格は以下の通り。

■Core i3
モデル クロック TDP 価格
i3-4340 3.6GHz 54W 16,500円前後
i3-4330 3.5GHz 54W 15,500円前後
i3-4330T 3.0GHz 35W 13,500円前後
i3-4130 3.4GHz 54W 13,500円前後
i3-4130T 2.9GHz 35W 13,500円前後
■Pentium G
モデル クロック TDP 価格
G3430 3.3GHz 54W 10,000円前後
G3420 3.2GHz 54W 9,000円前後
G3420T 2.7GHz 35W 8,000円前後
G3220 3.0GHz 54W 7,000円前後
G3220T 2.6GHz 35W 7,000円前後

これまで、Haswellは安くても2万円前後からという価格であったが、ローエンド版の登場により、7,000円前後から購入が可能となる。LGA1150対応マザーボードは、H81/B85チップセット搭載モデルなど、すでに1万円以下の製品も多数発売されており、こういったローエンドマザーと組み合わせるには、ちょうど良いバランスと言える。

またCore i7/i5にも、Haswellが追加。「Core i7-4771」は、K無しの"無印"版の最上位モデルとなるもので、従来のi7-4770からは、ベースクロックが0.1GHzだけ向上している。価格は33,000円~35,000円前後。一方、「Core i5-4440」「Core i5-4440S」は、19,500円前後となる。

右が「Core i7-4771」で、左が「Core i5-4440」

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