タイムラプサー大増殖の予感! タイムラプス動画撮影はハマる!!

タイムラプス動画は、Youtubeの人気コンテンツでもある。原理的には、一定の間隔でインターバル撮影した写真を、パラパラアニメの要領で動画にしてやればいいのだが、写真の点数が膨大になってしまう。例えば、5秒に1枚シャッターを切る撮影を1時間続けると、写真は720点にもなる。この点数をPCに取り込み、編集ソフトに読み込んで、フルHDムービーに書き出し…なんて、相当な時間と根気がないとできない話だ。

ところがZR800なら、カメラを三脚に据え付け、モードダイヤルを「TL」に合わせて、撮影対象を選んでシャッターを押すだけでOK。あとは放っておいても、ZR800が自動的に美しいタイムラプス動画にしてくれるのだ。細かな設定も不要。

ZR800のモードダイヤルを「TL」にしてタイムラプス動画を撮影

本来、タイムラプスには被写体ごとに最適なコマ数や撮影時間の長さがあるが、ZR800はそれらの最適値をすでにプリセットとして持っているので、ユーザーはメニューから被写体(シーン)を選ぶだけでいい。もちろん、こだわりのある人は、コマ数や撮影時間をカスタマイズすることも可能だ。シーンには、スタンダード、雲、夜景、夕暮れ、乗り物、街並み、HDRアート、トイカメラ、モノクロ、ミニチュア、フィッシュアイの計11種類がある。

シーンを選んでシャッターを押すだけで、タイムラプス動画を撮影できる

パラメータはカスタマイズも可能。撮影のトータル時間を「OFF」にすると、バッテリが切れるまで撮り続ける

これが楽しい! 流れる時間を変えるだけで、日常の風景がこれほど面白くなるのか! という発見の連続だ。ことあるごとに、この風景をタイムラプスで撮ってみたらどんなふうに見えるだろう、などとつい考えてしまうようになれば、あなたも立派な「タイムラプサー」(という言葉を考えてみた)だ。 ZR800が店頭に並ぶこの夏の終わりから秋にかけて、街角とYoutubeにタイムラプサーが大増殖するのではないかと、私はにらんでいる。以下、試しに撮ったタイムラプス動画をご覧あれ。

【動画】【フルHD】CASIO ZR800 タイムラプス動画作例1

人混みのごちゃごちゃした流れをタイムラプス「夜景」で撮影(フルHD動画をYouTubeで見る)

【動画】【フルHD】CASIO ZR800 タイムラプス動画作例2

タイムラプス「スタンダード」で撮影。子供の遊ぶ様子などを撮っても楽しい(フルHD動画をYouTubeで見る)

【動画】【フルHD】CASIO ZR800 タイムラプス動画作例3

タイムラプス「雲」で撮影。曇ってこんなふうに動くんだね!(フルHD動画をYouTubeで見る)

【動画】【HD】CASIO ZR800 タイムラプス動画作例4

タイムラプス「ミニチュア」で撮影。これをやってみたかった! という人も多いのでは?(フルHD動画をYouTubeで見る)

【動画】【フルHD】CASIO ZR800 タイムラプス動画作例5

タイムラプス「夜景」で撮影。人が地面を滑るように動くのが面白い!(フルHD動画をYouTubeで見る)

【動画】【フルHD】CASIO ZR800 タイムラプス動画作例6

タイムラプス「夜景」で撮影。テールランプの曳光が美しい(フルHD動画をYouTubeで見る)