イー・アクセスのモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi GL09P」は、AXGP/ LTE/ W-CDMAのマルチネットワークに対応する新製品。8月9日より、全国のイー・モバイル取扱店およびイー・モバイル ショップ(オンラインストア含む)などで取り扱いを開始している。料金プラン、使い勝手などを含めて本稿で紹介していこう。
なおPocket WiFi GL09Pの提供にあわせて、同製品に対応したデータ通信サービス「EMOBILE 4G」の提供を開始しており、Pocket WiFi GL09Pを利用する場合は、同サービスに加入する必要がある。同サービスは、イー・アクセスの通信網(1.7GHz帯)に加え、ソフトバンクモバイルが提供する「SoftBank 4G」(2.5GHz帯)、「ULTRA SPEED」(1.5GHz帯)に対応する点が特徴だ。対応エリアでは下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsでの高速データ通信が利用可能だ。
仕様をチェック!! 5000mAhバッテリー搭載のマルチネットワーク対応端末
Pocket WiFi GL09Pは、イー・アクセスの「EMOBILE LTE」「EMOBILE 3G」(ともに1.7GHz)に加えて、ソフトバンクの「SoftBank 4G」として提供されているAXGP網(2.5GHz)、ULTRA SPEED(1.5GHz)など複数の通信サービスに対応するモバイルWi-Fiルーター。エリア環境に応じて、最適なネットワークでインターネット接続を行うことができる。無線LANの規格はIEEE802.11b/g/nで、最大14台までのWi-Fi対応機器を同時にネット接続可能だ。
製品のサイズは約110.2(W)×67.7(H)×18.7(D)mm、重量は約168g(電池含む)。本体には5000mAhのバッテリーを搭載しており、スマートフォンやタブレット端末への給電機能を備える。連続通信時間は最大約14時間、連続待機時間(無線LANオフ時)は約900時間。
GL09Pを充電する場合は、micro USB端子を利用する(写真左)。ACアダプタ利用時は約5.5時間で、USB利用時は約12時間で充電完了する。GL09Pから外部端末へ給電する場合は、USB端子を利用する(写真右) |
端末正面には1.4インチのカラー液晶ディスプレイとタッチキーを備える。ディスプレイではモバイルネットワークの受信レベル、電池残量、ネットワークの種類、データ通信量などを確認できる。
ソフトバンクWi-Fiスポットなどの公衆無線LANスポットでは、Wi-Fi通信を利用することができる。累積のデータ通信量を節約したいときに便利だ。