その後のGoogle+はどうだったでしょうか。最初こそものすごいスピードで普及していったものの、結局FacebookやTwitterに押され、失敗したSNSの代名詞となっていたGoogle+。

米comScoreによると、2012年2月時点では、「Google+」におけるユーザーの滞在時間は1カ月平均3.3分で、昨年12月の4.8分、11月の5.1分から減少傾向にありました。一方の米Facebookの2012年1月における1カ月平均滞在時間は7.5時間で、12月の7時間から増えていました。「Facebookに比べてGoogle+はゴーストタウン」と揶揄されたこともあります。

ところが、2013年1月に発表された、コンサルティング調査会社英Trendstream社の「GlobalWebIndex」の2012年第4四半期調査結果によると、Google+は、世界最大SNSFacebookに次いで世界第2のSNSになったというのです。

ただし、Facebookのアクティブユーザー数はその時点で6億9,300万であり、Google+の3億4300万、Twitterは2億8,800万人と、依然としてFacebookが圧倒的な第1位ということに変わりはありません。毎月定期的に利用している割合も、Facebookは51%と圧倒的なのに対し、Google+は25%となっています。

Google+はFacebookに次いで世界第2位のSNSへ(出展:GlobalWebIndex公式ブログ「SOCIAL PLATFORMS GWI.8 UPDATE: Decline of Local Social Media Platforms」より)