ここでは性能を確かめていく。本機に搭載されているCPUはCore i7-4770で4コア/8スレッド動作だ。標準クロックは3.40GHzだが、TurboBoost時には最大3.90GHzまでアップする。メモリは4GB×2枚のデュアルチャンネル駆動、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600だ。

まずは、Windows エクスペリエンス インデックスをチェック。CPUとメモリは8以上のスコアとなっているが、グラフィックスはCPU内蔵、ストレージはSSDではなく普通のHDDであるため、それほどスコアは伸びていない。

Windows エクスペリエンス インデックス

PCMark7と3DMarkのスコアは以下の通りだ。第4世代のCore iシリーズはCPU内蔵のグラフィックス機能がかなり強化されているとはいえ、高解像度で3Dゲームを快適に楽しむには厳しいといえる。その一方で、PCMark7のビデオやウェブ関係のスコアは高く、最新CPUの実力を発揮している。

■PCMark7
PCMark score 4414
Lightweight score 3358
Productivity score 2789
Entertainment score 4040
Creativity score 7764
Computation score 20508
System storage score 2229
■3DMark
Fire Strike 791
Cloud Gate 7303
Ice Storm 54949

また、ワットチェッカーを使用し、消費電力もチェックしてみた。アイドル時でわずか21W前後、ベンチマークなど高負荷時でも70W前後、ウェブの閲覧程度の負荷なら30W前後とHaswellこと第4世代Core iの低消費電力ぶりがよくわかる結果だ。また、電源ユニットには電流の変換効率が高い証である80PLUS BRONZEの認証ロゴが貼られていて、省エネへのこだわりが伝わってくる。

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