4.アプリやiOSをアップデートしよう
アプリやiOSをアップデートして最新の状態に保つことは、セキュリティ上とても重要だ。iOSにも脆弱性が見つかることがあり、iOSをアップデートしないとそこが弱点となって攻撃を受ける可能性がある。
5.iPhoneの脱獄はしない
Jailbreak――いわゆる「脱獄」するiPhoneユーザーは多いが、セキュリティ面から見ると好ましいことではない。脱獄することは相応のリスクを背負うのだということを自覚しよう。
6.機密データを扱うときは信頼性の低いWi-Fiを使わない
意外に知られていないのが、公衆の無料Wi-Fiなどの危険性だ。パスワードがかかっておらず、誰でも利用できる無料Wi-Fiを使ったデータ通信は丸裸も同然。会社の機密情報など重要なデータを送受信する場合は、こうした信頼性の低いWi-Fiを安易に利用しないよう心がけたい。
7.アプリの利用許諾契約はきちんとチェックしよう
アプリをダウンロードし、起動した際に利用規約やプライバシーポリシーが出てくることがある。やたらと長いので読まずに「同意する」を押している人は多いと思うが、もしかするととんでもない内容が中に書かれてある可能性もゼロではない。面倒でもきちんと全文に目を通したいところだ。
8.位置情報サービスはオフに
位置情報サービスは必ずしもすべての状況ではないが、場合によってはオフにするべきだろう。何も考えずにオンにしていると、思わぬところで自分の居場所を公開してしまうことがあるからだ。
9.定期的にバックアップしよう
IntegoはiPhoneの定期的なバックアップを推奨している。アドレス帳やメールなど、iPhoneの内容は重要なデータだらけだからだ。ウイルスがどうという話ではないが、これもまた重要な"セキュリティ"だ。
以上が、Integoによるセキュリティに関する9つのアドバイスである。セキュリティというとウイルスなどデジタル面での話をつい考えてしまうが、現実での紛失や盗難に備えておくのも立派なセキュリティである。iPhoneのデータをしっかり守り、いざというときに慌てないようにしておこう。