名称は異なるが、いずれも基本使用料が一定期間無料になる内容だ。NTTドコモでは「タイプXi にねん」の基本使用料が実質1年間0円に、KDDI(au)/ソフトバンクモバイルではLTEプランまたはプランZシンプル/ホワイトプランが2年間0円になる。

このほか、ソフトバンクモバイルでは「のりかえ専用 月月割」を用意する。これは「月月割」の割引額が2200円から2900円に増額されるキャンペーンで、スマホタダ割と併用できる。

以上を踏まえ、MNPで契約した場合の毎月の支払いイメージをまとめると次のようになる。

MNP

NTTドコモ
1年目
Xperia A SO-04E:6300円+1050円=7350円/月~
GALAXY S4 SC-04E:6300円+1470円=7770円/月~
2年目
Xperia A SO-04E:7080円+1050円=8130円/月~
GALAXY S4 SC-04E:7080円+1470円=8550円/月~

KDDI(au)
HTC J One HTL22:6300円+1260円=7560円/月~
Xperia UL SOL22:6300円+1260円=7560円/月~

ソフトバンクモバイル
AQUOS PHONE Xx 206SH:5775円+880円=6655円/月~
ARROWS A 202F:5775円+880円=6655円/月~

ユーザーの利用形態により、上記の金額にさらにテザリングオプションや補償サービスなどのオプション料金が加算されることとなる。なおMNPで契約する場合でも、ショップによってはオプションの契約が必須の店舗があった。

また、2万円を超える金額が契約をしたその場で返却される「現金キャッシュバックキャンペーン」を展開しているショップもあった。詳しく聞いてみると、端末の販売メーカーから奨励金が出ているとのことだった。例え同じ系列のキャリアショップ、同じ系列の家電量販店でも、店舗によって実施されているキャンペーンは異なる場合がある。したがって、契約に際しては複数の店舗を回って金額を比べてみることをおすすめしたい。