ハイホーが運営するISP「hi-ho(ハイホー)」が提供している「hi-ho LTE typeD」は、NTTドコモのLTE網を利用した高速通信サービス。データ通信専用のSIMカードを提供するMVNO方式のサービスとなっているが、6月6日にはタブレットやモバイルルータをSIMカードとセットで提供する新コースとして、「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with Fonepad」「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with MR02」が登場した。
格安SIMカードとタブレット、モバイルルータをセット提供
「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with Fonepad」は、7インチのASUS製Androidタブレット「Fonepad」をセット提供するコース。FonepadはSIMロックフリーのAndroidタブレットで、hi-ho LTE typeDのSIMカードを挿入することで無線LANやWi-FiルータがなくてもドコモのFOMA網を利用してインターネットに接続できる。FonepadはmicroSDカードスロットや300万画素の背面カメラを備え、CPUにはAndroidタブレット初のインテル製プロセッサ「Intel Atom Z2420」を搭載している。
同コースでは、契約事務手数料として3,150円が必要となるが、そのほかに初期費用はかからず、最低2年の継続利用を条件に月額2,480円でデータ通信を利用可能。2年経過後の月額料金は980円となる。初期費用としてタブレット購入代金などの大きな出費がなく、手軽にタブレットでインターネットを楽しめるのが特長だ。なお、最低利用期間の2年以内に解約した場合には、中途解約手数料が必要となる。
データ通信のサービス内容では、毎月500MBのハンドルチャージが付与され、チャージを利用することで、下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsの通信速度でデータ通信を利用できる。チャージがなくなったときの通信速度は上り下り最大200kbpsとなる。チャージの追加も可能で、100MBあたり367.5円。
コース名 | hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with Fonepad | hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with MR02 |
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初期費用 |
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月額料金 | 2,480円(2年経過後980円) | 2,180円(2年経過後980円) |
バンドルチャージ |
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通信速度 | 下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps | 下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps |
制限時の通信速度 |
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追加チャージ |
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最低利用期間 |
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中途解約手数料 |
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モバイルルータをSIMカードとセット提供するコースが、「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with MR02」だ。提供されるモバイルルータは、NECアクセステクニカ製「Aterm MR02LN」。MR02LNは、ドコモのXi・FOMAに対応したモバイルルータで、下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbpsの高速通信を利用可能。パソコンなどからWi-Fiで接続して高速インターネットを利用でき、Xiエリア外でもFOMAのデータ通信を利用可能だ。約8時間の連続通信が可能なスタミナバッテリーを搭載し、スマートフォンなどへ電源を供給することもできる。
同コースの初期費用は契約事務手数料として3,150円。月額料金は、最低2年の継続利用を条件に2,180円となっていて、2年経過後は月額980円で利用可能。Fonepadをセット提供するコースと同様に、初期費用として端末代金などの大きな出費がないのが特長となっている。2年以内に解約した場合には、中途解約手数料が必要となる。
サービス内容はFonepadのコースと同様で、毎月500MBのハンドルチャージが付与される。チャージを利用することで、下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbpsの高速通信を利用可能。チャージがなくなったときの通信速度は上り下り最大200kbpsとなり、チャージの追加は100MBあたり367.5円。
最大3枚のSIMを利用できる「hi-ho LTE typeD アソート」も登場
また、hi-hoはSIMカードのみを提供する「hi-ho LTE typeDシリーズ」も展開しており、同シリーズに6月から新たに追加されたのが、「hi-ho LTE typeD アソート」だ。hi-ho LTE typeD アソートは、最大3枚のSIMカードが利用できるコースで、毎月付与される500MBのバンドルチャージを複数のSIMカードで分け合うことが可能。