SSDの追加も1万円から、電源も700Wの大容量

Windowsエクスペリエンスインデックスの値はHDDのみ5.9で、その他が8.1と極めて優秀だ。もちろんSSDを追加すればストレージの性能も大きくアップすることが可能で、最も手の届きやすいSamsung 840 120GBならプラス10,500円で搭載できる。

HDD以外すべてのスコアが8.1。SSDの搭載でストレージ性能も大きくアップできる

SSDのラインナップは非常に豊富で、Samsung 840の120/250/500GB、Samsung 840 Proの256/512GB、CFD S6TNHG5Q(東芝HG5d)の256/512GB、インテル520の120/240/480GBが用意されている。Samsung 840 Proおよびインテル520は同容量をRAID 0構成で2台搭載することも可能だ。またHDDも最大で4TBを2台選択可能なほか、着脱が容易なホルダー式となっているので、あとから自分で簡単に増設できる。

余裕のあるミドルタワー型筐体で、HDDベイは着脱の容易なホルダー型を採用

さらに忘れてはならないのが電源だ。GeForce GTX 770はハイスペックな分、定格消費電力が230Wと高く、600Wクラスの電源ユニットを要求している。本機では標準で700Wの大容量電源を搭載しており、さらに将来的にグラフィックスカードを追加してSLI構成を考えているユーザーのために、BTOオプションで1000W電源も用意。かなりの容量だが、どちらも80PLUS GOLDの認定を取得しており、低負荷時においても高い変換効率を実現している。

80PLUS GOLD取得の700W電源を搭載し、高性能グラフィックスカードも安定動作が可能

確かな高い描画能力を得られるGeForce GTX 770と、それに見合った高性能CPU、安定動作が約束された電源などがそろって15万円を切ったという点で、「MDV ADVANCE」シリーズの新製品は、パフォーマンスのみならず価格面でも大きな魅力のある製品となっている。夏のボーナスで購入する高性能PCの候補として検討する価値のある製品といえるだろう。

前面にカードスロットを標準搭載。フロントパネルは、BTOオプションでさらにエアフローを稼ぐことのできるメッシュパネルにも変更可能だ

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 MDV-GZ7100X
CPU インテル Core i7-4770
メモリ 16GB PC3-12800 DDR3
HDD 2TB SerialATAIII
チップセット インテル Z87 Express
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 770
OS Windows 8 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.0×4(前面×2、背面×2)、USB 2.0×4(背面×4)
サイズ W190×D490×H410mm
ディスプレイ
価格 149,940円(税込)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2013/6/25(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。