元AKB48・前田敦子のモノマネで大ブレイク中のお笑い芸人・キンタロー。が、タガメやサソリなどのゲテモノを食べたり、イグアナに口移しで餌付けをしたりと、さまざまな過酷な企画に体を張って全力でチャレンジする「キンタロー。の【あ】の人が絶対やらないこと!」(dビデオ・BeeTVにて配信中)。初の冠番組に意気込むキンタロー。に話を聞いた。
キンタロー。 |
――この番組ではいろいろな企画にチャレンジしていますが、まずは噂のタガメについての感想を聞かせて下さい。
「いやぁ…"彼"はもうこの番組のレギュラーとも言える活躍ですね(笑)。私の次に出演していますから。第1回目のグルメレポート企画で出てきたんですが、私があまりにも拒否反応を示してしまい、まんまとスタッフに目を付けられてしまいました。実は一匹3,000円もする高級食材らしいんですけど、味は…カメムシの味です(笑)」
――ほかにも印象深い企画があればぜひ教えて下さい。
「イグアナの餌付けをする回では生きたコオロギを口にくわえたんですが、意外にコオロギの足が痛いことを知りました(笑)。あとは、エスパー伊東さんと谷中銀座の商店街をぶらり旅したんですけれども、エスパーさんがなぜか私のお父さんに雰囲気が似ていたので緊張しませんでしたね(笑)。いろいろなモノが飛んで来る台風レポートに挑戦した回は、ムシャクシャした時にぜひ見て欲しいですね。私がメチャクチャになっている姿を見ていただければ、みなさんスカッとすると思います(笑)」
――浅草ロケでは老舗・東洋館の舞台に立ち、林家ペーさんと夢のコラボを果たしましたね。
「さすが浅草だけあって、あちこちに歴史の重みを感じましたね。ペーさんをはじめ、みなさんに粗相のないよう気をつけて舞台に立たせていただきました。私を見た浅草のお客さんたちはみなさん『誰?』という感じだったと思いますが、一番前の席に座っていたマダムの心はゲットできたかなと。」
――初冠番組ということで、プレッシャーもひとしおだったと思いますが、いかがですか。
「なによりありがたいことですから、最初から一心不乱に挑むつもりでしたけど、フタを開けたらけっこうな無茶ぶりばかりで…(笑)。ほ乳類とのふれあいが待っているかと思ったら、昆虫や虫類でしたし。一時は収録に行くのが本気で憂鬱になりましたが、別のバラエティー番組に出演した時、『リアクションがよくなったね!』と褒められたんですよ。そこからこの番組がたまらなく愛おしくなりました(笑)」
――過酷なチャレンジを繰り返すうち、リアクションが磨かれていったわけですね。
「自分が小さい頃に見ていたザ・ドリフターズの番組やビートたけしさんの『スーパージョッキー』など、まさに王道と言えるバラエティー番組の数十年分を凝縮して勉強させてもらった感じです。このご時世、地上波ではなかなかお目にかかれない企画を経験できるのはありがたい限りですね。この番組がみなさんのご好評をいただけましたら、ぜひ続編で海外ロケに行きたいです」
――では、いっそのこと、海外のタガメを食べるというのはどうでしょう?
「え…そうですね…ぜひ…(笑)」……続きを読む。