大型/厚型ラジエータで性能を強化

Cooler Masterの「Seidon 240M」「Seidon 120XL」は、一体型水冷CPUクーラーの新モデルだ。240Mは、24cmサイズの大型ラジエータを採用したモデル。一方、120XLは12cmサイズながら厚型のラジエータを採用し、デュアルファン化したモデルだ。価格は240Mが15,500円前後、120XLが14,000円前後となっている。

ラジエータが大型化した「Seidon 240M」。それ以外は従来モデルと同じ

ラジエータが1cmほど厚くなり、両側にファンが搭載された「Seidon 120XL」

3つのモードで便利な冷却ファン

Enermaxから新型ファンが3モデル登場。「CLUSTER Advance(UCCLA12P)」「EVEREST Advance(UCEVA12T)」「MAGMA Advance(UCMAA12A)」という12cmファンで、いずれも従来からは、回転数を変えられるスイッチが追加された。TSUKUMO eX.での価格はそれぞれ、2,180円、1,980円、1,780円。

Enermaxから新型のファンが3モデル登場。いずれも名前に「Advance」が付く

軸部分の下にスイッチが見える。3段階に切り替えることが可能だ

PWMファンのCLUSTER Advanceでは、このスイッチにより、回転数を500~1,200rpm(Ultra Silent Mode)、500~1,500rpm(Silent Mode)、500~1,800rpm(Performance Mode)という3つのモードから選択できる。静音ファンのEVEREST Advanceも同様で、回転数の下限は500rpmのまま、上限を1,000/1,300/1,600rpmに設定可能だ。

耐熱性の高さが特徴のMAGMA Advanceは固定回転のモデルだが、このスイッチにより、回転数を1,000rpm、1,500rpm、1,800rpmの3種類で切り替えることが出来る。1つのファンで、静音向けから冷却性能重視まで、幅広く対応できるので便利だ。

次ページハイスペックなファンレスPC