ROGの本命マザーついに現る
ASUSの「MAXIMUS VI EXTREME」は、同社ゲーマー向けブランド「ROG」シリーズのハイエンドマザーボード。同じZ87チップセット搭載モデルとしては、先週「MAXIMUS VI HERO」が発売されていたが、この上位製品となる。価格は50,000円前後と高価なものの、人気シリーズのハイエンドモデルとして、待っていた人も多いだろう。
これまでの"EXTREME"と同様に、豪華仕様の"てんこ盛り"マザーボードなのだが、注目はオーバークロック用コンソールの「OC Panel」だ。外部デバイスとして利用できるほか、5インチベイへの内蔵も可能で、クロックの設定やCPU温度の監視などを、手元で行うことができる。また、IEEE802.11ac対応の無線LANカードも付属する。
オーバークロック向けに、電源回路は「Extreme Engine Digi+ III」に強化された。フェーズ数は8+2と控え目ながら、最高90%という高効率のNexFET MOSFET、60A対応で低発熱のBlackWing choke、日本製で長寿命・高耐久の10K Black Metallic capacitorなど、高性能なコンポーネントを採用した。
Thunderboltに802.11acも
ASRockからも、LGA1150向けの豪華版マザーボード「Z87 Extreme9/ac」が登場。オンボードサウンドながら高音質が楽しめる「Purity Sound」、Intel製チップによるデュアルGbE、Thunderbolt×2ポートなどを搭載する。IEEE802.11ac対応の無線LANカードや、USB3.0×4ポートのフロントパネルなど、付属品も充実。価格は46,000円前後だ。
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