これにより、フリック入力に慣れていないユーザーでも簡単に文字が打てる。また「ケータイモード」では携帯電話のメニューを連想させるUIで操作できる。保田さんは「慣れた操作でスマホが使えるので安心しますね」と笑顔でコメントした。

いままで通りの慣れ親しんだ操作方法でスマホを扱えるケータイキーとケータイモード機能。ケータイキーでは、文字を打った際の電子音まで再現している

ELUGA Pでは片手で操作しやすいエリアにアプリが配列されている「フィットホーム」を採用している。また、自分の手の大きさに合わせてキーボードのサイズ・位置を調整できる「フィットキー」機能も搭載した。手の小さい女性にも使いやすいとあり、保田さんにも好評だった。

フィットホームとフィットキーの説明

ホバー機能でユーザビリティが向上

「タッチアシスト」は近接感知タッチパネルを利用した機能で、画面に触らずとも指をかざすだけで操作が行える。この機能は「ホバー」という呼び名で、NTTドコモの2013夏モデル新商品発表会(先月開催)でも話題となっていた。ELUGA Pは防水防塵にも対応している。このため、キッチンなどの水回りで手が濡れているときなどにも、このタッチアシスト機能が有効活用できる。保田さんは「料理中にキッチンでレシピを確認するときに使えそう。お肉を触ると手に油がついてしまうけど、この機能があれば便利だと思います」とコメントしていた。

タッチアシストにより、ジェスチャー操作で着信に応答することも可能。手を洗ってから電話に出ようとすると切れてしまうこともあるが、本機種ならそういった心配もなくなるという

このほかにもホバー機能を使って様々な操作を行える。例えば文字入力の際には、変換候補が拡大表示されるので誤入力を防ぐことができる。アルバム利用中は写真や動画のサムネイルが拡大表示される。また、フォルダに指をかざすだけで内容の一覧を確認することができる。カメラ起動時には、タッチレスでカメラのシャッターを押すことも可能。これにより手ブレを防ぐことができる。

カメラ起動時やアルバムの閲覧時などにも利用できる

自身もスマートフォンユーザーだという増田さんは「携帯電話からスマホに替えるとき、この機種があったらどんなに楽だったかと思いました」とコメント。岡田さんも「説明を聞いていたら、スムーズにチェンジできそうに思いました」。保田さんは「この機能が欲しかった、と思う機能が詰まっている。このスマホだったら、買い替えた次の日から何の問題もなく使いこなせそう。親にプレゼントするのも良いかも」と話していた。

岡田さんは「いつか自分もさらっとイメチェンして、滑り芸を卒業したい」と最後に言い残して降壇した