また出展各社はフィルムアンテナだけではなく、充電台も様々なものを展示しており、セットにして売り込もうと目論んでいるようだ。特に充電台は自宅に1つ、会社に1つのように複数購入が期待できるため様々なタイプの製品が目立っていた。他にもiPhone 5用のQi内蔵カバーが複数出揃ってきており、iPhoneからのワイヤレス充電も不自由なく行えるようになりそうだ。

Qi関連機器を出展しているメーカーの多くはOEM/ODMとして相手先ブランドで製品供給するところが多く、日本企業からの引き合いを受けているところもあったようだ。そのため今回展示された製品の一部は日本でも販売されるだろう。また海外でも今年はQi対応機器が多く販売されることにより、ワイヤレス充電を利用する人が増えそうである。

車のシガーソケットから給電できるQi充電台。突起のあるゴム製のカバーをつけることで走行中に揺れてもスマートフォンが滑り落ちない

数ミリという超薄型のQi充電台。色もカラフルでインテリアを重視する消費者へアピール

スマートフォンを載せると簡易スピーカーになる木目調のQi充電台。時計も内蔵している

スマートフォン用の大容量外付けバッテリーにQi充電機能を内蔵、USB給電とQi充電が行える

バッテリージャケットを販売するPoweSkinの吸盤付きQi対応バッテリー。マイクロUSB版とiPhone 5など用のLightningコネクタ版がある。バッテリーだけでこのままQi充電可能

スマートフォンへは吸盤で固定。マイクロUSB端子部分は柔軟性があるので多くのスマートフォンで利用できる

iPhone 5用のQi対応カバーも複数社が展示していた

最近は韓国でもQiの利用が増えているという。同国市場が好むカラフルな製品を提供する会社もあった

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