なぜかSocket AM3+マザーも

Haswellの話題で盛り上がるなかで、なぜかAMD 760Gチップセットを搭載するGIGABYTEのマイクロATXマザーボード「GA-78LMT-USB3(rev. 5.0)」が新発売。rev. 5では、基板やソケットの色が変更になり、見た目の印象は大きく変わったものの、仕様はほぼ同じ。価格は7,000円前後と安い。

GIGABYTEの「GA-78LMT-USB3(rev. 5.0)」。落ち着いたカラーになった

数世代前のスペックではあるが、IDE搭載マザーは今となっては貴重かも

GTX 680より高速なGTX 770

先週の「GeForce GTX 780」に引き続き、今週もNVIDIAの新GPUが登場。下位モデルとなる「GeForce GTX 770」で、各社から搭載グラフィックスカードが発売となった。価格は50,000円前後から。

「GeForce GTX 770」搭載グラフィックスカードが各社から登場(ドスパラ)

GTX 780/770の登場により、旧世代のGTX 680/670は値下げも(TSUKUMO eX.)
■ベンチマーク記事はこちら
【レビュー】「GeForce GTX 770」を試す - 新旧ハイエンドGPUとの実力差を検証する
http://news.mynavi.jp/articles/2013/05/30/gtx770/

GTX 770の主なスペックは以下の通りだ。メモリ速度が7.0Gbpsまで引き上げられたのがポイントだが、GTX 680とはCUDAコアの数が同じなど仕様が近く、「オーバークロック版のGTX 680」(某ショップ)と見ることも出来る。逆に言えば、違いはそれくらいなので、GTX 770の登場で価格が下がったGTX 680を買うというのも選択肢としてはアリだろう。

■GTX 770のスペック比較
GPU GTX 780 GTX 770 GTX 680
コアクロック 863/900MHz 1046/1085MHz 1006/1058MHz
CUDAコア 2304基 1536基 ←
メモリ速度 6.0Gbps 7.0Gbps 6.0Gbps
搭載メモリ 3GB GDDR5 2GB GDDR5 ←
メモリバス幅 384bit 256bit ←
製造プロセス 28nm ← ←
最大消費電力 250W 230W 195W
補助電源コネクタ 8+6ピン ← 6+6ピン

発売された各社製品の価格や仕様は以下の通り。GTX 780とは違い、リファレンスの製品はほとんどなく、オーバークロックモデル、メモリ増量モデル、オリジナルクーラー搭載モデルなど、各社による特徴が出たラインナップとなっている。

メーカー 製品名 クロック メモリ 価格
GIGABYTE GV-N770OC-2GD 1137/1189 2GB 55,000円前後
ZOTAC ZTGTX770-2GD5R01 1059/1098 2GB 51,000円～53,000円前後
Palit NE5X770010G2-1041J 定格 4GB 59,980円(ドスパラ)
Palit NE5X770H1042-1045J 1150/1202 2GB 49,980円(ドスパラ)
GALAXY GF PGTX770-OC/2GD5 1110/1163 2GB 53,000円前後
玄人志向 GF-GTX770-E2GHD/OC 1110/1163 2GB 50,000円前後
Inno3D N770-1SDN-E5DSX 1068/1110 2GB 53,000円前後

GIGABYTEの「GV-N770OC-2GD」。3連ファンを搭載した高速モデル

ZOTACの「ZTGTX770-2GD5R01」。少しだけオーバークロック

GALAXYの「GF PGTX770-OC/2GD5」。デュアルファンを搭載する

玄人志向の「GF-GTX770-E2GHD/OC」。スペックはGALAXY版と同じ

Palitはメモリ4GB版とOC版の2種類を発売。OC版はBoost時に1.2GHzに

Inno3Dの「N770-1SDN-E5DSX」。オリジナルの静音クーラーを搭載

次ページ：梅雨でも秋葉原を楽しく