――京塚りさと自分とを比べて共通する部分はありますか?

一人になったらいろいろ考えちゃうところとか。気が強くて、負けず嫌いなところとか。でも、集団じゃないと行動できないというところは正反対です。私は一人でも大丈夫なタイプなんですよ。

――ドラマでのいじめ役は、視聴者にとっての悪役となりますが、役者のみなさんからは演じてみたいという声も聞きます。

すごくやりがいのある役をいただいて『頑張ろう!』って思いました。8話以降びっくりするくらいのシーンがいくつかあったのですが、本当にスタッフのみなさんに支えてもらいました。このあと最終回までの生徒たちのストーリーは8話の冒頭からはじまるので、ぜひ8話は一番最初から見てほしいです。

――同年代の役者が数多く出演していますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

撮影期間は2カ月半くらいでした。クラスのみんなとも友達になって、もう仲良すぎるくらい(笑)。本物のクラスみたいでした。もう撮影は終わってますが現場はすごく緊張感がありましたし、今は壮絶な撮影も楽しかったと思える充実感があります。やりきったからこそなんだなって思います。

――中学時代は地元の鳥取から、仕事のたびに上京していたそうですね。高校入学を機にこちらに越してきたそうですが、その後の生活はいかがですか。

東京に来て…1カ月半くらいです。一人暮らしが楽しいとかは、あまりないです。テレビ見て、お風呂入って、ごはん食べて、寝るだけ(笑)。その繰り返しです。時々、勉強します(笑)。テレビはバラエティはあまり見ないんですけど、ドラマとか映画はよく見ます。

――東京に住むようになって何か変化したことは?

飛行機に乗る時間が無くなったので、その分余裕ができました。中学の時はいつもキャリーバックを持ちながら飛行機! 飛行機!っていう感じで(笑)。あとは、前はセリフを覚えるのに苦労したんですけど、最近はだいぶ楽に覚えられるようになりました。高校から上京することを決めていたので、そういう覚悟というか仕事に対して向き合い方が変わったのかなと思います。