ECOモードで消費電力を最大59%節約!

通信速度よりも電気代のほうが気になるという人は、消費電力を抑える「ECOモード」を利用するといい。本体右側面のボタンを押すだけで、消費電力を最大59%削減できる。

ECOモードは、クイック設定Webで3種類の節電パターンを選択可能。無線LANの電波出力を抑えたり、USB端子の給電を止めるなど、利用状況に応じて選択しよう。スケジュール機能でECOモードの起動/停止時間を設定することもできる。

本体右側面にある「ECOボタン」でモードのオンオフを切り替えられる

クイック設定Webの「ECOモード設定」画面。「ECO設定パターン」で運用パターンを設定できる。設定1が最も効果が高く、最大53%の節電が可能

「タイマ動作」にチェックを入れると、ECOモードの起動/停止時間を設定できる。起動時国になると、自動的にECOモードへと移行する

USB機器がネットワーク対応機器に早変わり

背面のUSB端子にUSBメモリや外付け型HDDなどのストレージを接続すれば、ほかの機器からストレージ内のファイルにアクセス可能だ。NASのようにファイルサーバとして利用できるのはもちろん、メディアサーバとしても機能する。PCだけでなく、DLNA対応テレビやスマホ/タブレットなどからでも、ストレージに保存した写真や音楽、動画を再生できる。NASは一般的な外付け型HDDよりもやや割高だが、AtermWG1800HP/WG1400HPのUSB機能で外付け型HDDをNAS化すれば、コストも抑えられるだろう。

クイック設定Webの「USBストレージ設定」では、ネットワーク上の名前やワークグループなどを設定できる。ストレージを接続するだけですぐに使えるので、特に設定しなくても可

設定後、エクスプローラーにルータが表示された。メディアサーバとしてアクセスする場合は「メディア機器」から開く

ファイルサーバとして利用する場合は「コンピューター」を開き、共有フォルダにファイルをコピーすればOK

USBストレージ設定でブラウザ用のファイル共有機能を有効にすると、ブラウザからファイルサーバにアクセス可能。ネットワーク内のデバイスからはローカルアドレスとポート番号からアクセスし、管理者名とパスワードを入力する

外出先からアクセスする場合はダイナミックDNSを適用した環境か、固定のIPアドレスでアクセスできる環境が必要だ。接続に成功すると、ブラウザからファイルを操作できる

さらにAtermWG1400HP/AtermWG1800HPには、ブラウザからUSBカメラの映像を再生できる「USBカメラ機能」が用意されている。UVC(USB Video Class)規格対応のUSBカメラを接続すれば、ネット経由で自宅の様子やペット/植物の様子などをリモート監視可能だ。

クイック設定WebからUSBカメラ機能を有効に

ブラウザからIPアドレスとUSBカメラ機能用のポート番号でアクセス

USBカメラの映像をリモート監視できる。映像のサイズや更新間隔を変更可能

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