KDDIが夏モデル4機種をアピール - 2013年のキーワードは「スマートフォンを使いこなす」

KDDI、沖縄セルラー電話は20日、スマートフォンの夏モデル新製品4機種を発表した。同日、都内で開かれた発表会「au SMARTPHONES 2013 SUMMER」ではKDDI代表取締役 社長の田中孝司氏が登壇し、新製品の特徴と新たなサービス戦略について紹介した。またゲストとして剛力彩芽さんときゃりーぱみゅぱみゅさんが招かれ、トークセッションでCM撮影の秘話を明かした。

登壇した田中社長は、「2013年のauではスマートフォンを"使いこなす"提案を積極的に行っていく」考えを明らかにした。同社の自主調査では、スマートフォン普及率は今後1年以内に全ユーザーの50%を超える見込みだという。これを受け、2013年のKDDIでは「スマートフォンが生活とつながっていく可能性」をサービスにつなげていく方針だ。

新しいau スマートパス

同社ではこれまで3M戦略 第1弾として「スマートパスポート構想」を掲げ、「au スマートパス」「au スマートバリュー」をはじめとするサービスを展開してきた。今回発表されたのは、その先を行く3M戦略 第2弾「スマートリレーションズ構想」。2013年4月に契約者数が600万人に達したau スマートパスに関しては、6月6日にリニューアルを行うという。まず「スマホとリアルな生活のリレーション強化」を旗印に、多くのパートナー企業との協業サービスを行っていく。例えば「ぴあ」との協業では、スマパス会員限定チケット先行予約や、スマパス会員限定音楽ライブ、スマパス会員限定映画試写会などを予定している。

そして、ユーザーの生活を「Simple & Lucky」なものにすべく、見やすく使いやすいUIが特長のタイムラインが提供される。これはアプリ、クーポン、イベント、最新ニュースなど毎日の暮らしに役立つ情報が随時更新されていくというもの。学生、ビジネスマン、子育て中の主婦など、ユーザーひとりひとりに最適な情報が用意される予定だ。

「au スマートサポート」の開始

また、新たに「au スマートサポート」と呼ばれるサービスを開始する。田中社長によれば「スマートフォンを買ったけれど使いこなせていない」という声はシニア世代のみならず、若い世代のユーザーからも聞かれているという。そこでKDDIでは専用フリーコールを開設し、専任のサポートデスクが24時間体制で使い方をサポートできるようにする考えだ。