NTTドコモは15日、都内にて2013夏モデル 新商品・新サービス発表会を行った。同日発表されたのはスマートフォン・タブレット11機種と、2012冬モデルiモードケータイ2機種の新色。発表会ではNTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏が登壇し、新商品の紹介を行った。本稿では、その模様をお伝えする。
ツートップとして2機種を訴求
加藤社長は「NTTドコモの顔とも言える、2013夏モデルのツートップ」として、「GALAXY S4 SC-04E」と「Xperia A(エース) SO-04E」をアピールした。GALAXY S4は、世界初となる約5インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載したモデル。写真と一緒に声を残せる「Sound & Shot」、画面を見ながら首あるいはスマートフォンを傾けるだけでスクロールできる「Smart Scroll」など、多彩な機能を利用できる。
Xperia Aは、グローバルモデル「Xperia ZR」を日本仕様にカスタマイズしたモデル。端末側面にクイック起動できるカメラキーを搭載しており、「旅行先で写真を撮るのが趣味」という加藤社長お気に入りの機能だという。ソニー製CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」搭載により、逆光や暗所など厳しい環境下でも美しい写真が撮影できるのも特長。防水・防塵、おサイフケータイ、赤外線、ワンセグなどに対応する。
GALAXY S4、Xperia A、および「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」に関しては、5月16日より事前予約受付を開始する。ちなみに、iモードケータイから機種変更するユーザーには「はじめてスマホ割」、ドコモを10年以上利用しているユーザーに向けては「ありがとう10年スマホ割」が用意された。この2つの割引を適用させれば最大2万円の割引となる。例えば、Xperia Aなら実質5000円で利用を開始できるという。
2013夏モデルの特長
2013夏モデルでは、全機種に2000mAh以上の大容量バッテリーを搭載した。中でも「ARROWS NX F-06E」(3020mAh)など5機種には、2500mAh以上のバッテリーを積んでいる。省電力ディスプレイの採用やCPUの性能向上などにより、「全機種で実使用時間45時間以上を実現」したという。