今度はオリジナルPCケース!

ProjectMから初のオリジナルPCケースとなる「Selfish M1」が登場した。ATX対応ケースながら、奥行が274mmしかないというコンパクトな設計が特徴。ただ内部のスペースに余裕がないため、パーツによる物理干渉が起きやすく、上級者向けのケースと言えるが、他にはないユニークな製品として人気が出そうだ。

ProjectMからPCケースが登場。製造元はアビーで、同社らしい高級感は健在

パーツの実装例。光学ドライブ、電源、3.5インチHDD等がギリギリに収まる

製造はアビーが担当。内部のフレームはスチール製、外側のパネルはアルミ製となっており、カラーはブラック、シルバー、レッド、ブルーの4色を用意した。BUY MORE秋葉原本店での価格は、ブラックとシルバーが29,800円で、それ以外が31,800円。またレッドをベースにAMDロゴをあしらった限定モデルも発売となっており、こちらは35,800円だ。

ケース内部には、5インチベイ×1、3.5インチベイ×1、2.5インチベイ×2を備える。ケースファンは付属しないが、底面に吸気用の9cm/12cmファン、背面に排気用の6cmファン×2を搭載可能だ。なお、電源も付属しない。

Mini-ITX用キューブケース(右)との比較。どれだけ小さいかが分かる

取り付けに関する諸注意。CPUクーラーの高さなどに制限がある

HDDの交換が容易なPCケース

CFIの「Taiji」は、ドライブベイ用に独立したサイドパネルを持つという、ユニークなフルタワーケースだ。このサイドパネルはスライド式になっており、簡単に開閉が可能。また3.5インチベイはホットスワップ対応となっており、HDDの交換や追加を頻繁に行うユーザーには便利だろう。ドスパラパーツ館での価格は11,980円。

サイドパネルが前後に2分割されており、前方部分はスライド式になっている

3.5インチベイは6つあり、ホットスワップに対応。裏側には基板がある

安価ながら拡張性は十分。最長34cmまでのグラフィックスカードが搭載可能だ

ケースファンは最大8つまで搭載できる。大型の水冷ラジエータにも対応する

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