【レビュー】ソフトバンクスマートフォンの2013夏モデルはどの機種が誰に向いているのか? - 実機に触れて考えた

シンプルスマホ 204SH

ソフトバンクとしては初めてのシニア向けのスマートフォン。巣鴨などで1000人以上の高齢者から生の声をヒアリングして生まれた機種である。

スマートフォンは通常、ボタンが一つだけだが、これは逆にシニア層には使いにくいということで、よく使うであろう電話とメールをそれぞれ専用ボタンとしてホームボタンの左右に配置している。メールなどが届いたら、ボタンが光ってお知らせしてくれる。

また、アプリもシニア層がよく使うものを優先的に配置しており、セキュリティ面を心配する声が多かったことから、Google Playなどを介してのアプリのダウンロード・インストールはできない仕様だ。ドコモのらくらくスマートフォンのようにシニア層専用SNSなどを展開していく予定は現在のところないという。

実際に触ってみたところ、物理キーが光ってお知らせしてくれる機能がなかなかわかりやすいと感じた。フィーチャーフォンの操作に慣れていれば、少なくともメールと電話は物理ボタンでこなせるので緊急時の連絡などで迷うこともないだろう。ウェブブラウジングにおける拡大モードも便利で、高齢者のスマホデビューには最適な機種である。

順当にスペックアップしたフラグシップモデルの2機種と、明確に特徴を打ち出した各モデル。自分自身のライフスタイルに合わせて最適な機種を選びたい。

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