Windows 8といえば、タッチ操作で使うのにぴったりなOSだ。これをタブレットに搭載して、タッチで利用することはもちろん、ビジネスにもプライベートにも幅広く使える端末として仕上げたのが、マウスコンピューターの「LuvPad WN1100」だ。マウスコンピューターとしては初のWindows 8タブレットでもあるこのマシンを試用してみた。なお、今回紹介するのは製品版一歩手前の試作機であるため、製品版とは多少違いが出てくる可能性もある。

LuvPad WN1100

主な仕様 [CPU] AMD Z60 [チップセット] AMD A68M FCH [メモリ] 2GB [ストレージ] 128GB SSD [グラフィックス] Radeon HD 6250 [OS] Windows 8 [価格] 59,850円

フルHD+Windows 8でなんでもできるタブレット

タブレットにどんな機能を求めるのかは人によって違うだろうが、大きく分けるとオフィスや家庭で利用するPCとは別に持って使い分けたいというタイプと、できればタブレット1つで全てを済ませたいというタイプがいるのではないだろうか。「LuvPad WN1100」は後者向けの端末だ。

まず、OSとしてWindows 8を搭載している。PC向けと全く同じOSを搭載しているから、当然PC向けにリリースされている多彩なアプリケーションをそのまま利用することが可能だ。何ができるかという面では、この端末は完全にPCで、単純にキーボードのないスレート型のPCという言い方が正しいだろう。

11.6インチ液晶搭載モデルでWindows 8を採用

また、ディスプレイの解像度が高いというのも大きなポイントになる。ディスプレイサイズは11.6インチで、Ultrabookなどでもよく採用されるサイズだ。小さくはあるが、ブラウジング等の簡単な作業ならば十分こなせるサイズということになる。そしてフルHDという高解像度対応であるおかげで、小さくとも広く利用できるのがポイントだ。細かい文字なども精細に表示されるため、ドキュメント作成などがしやすいのはもちろん、ブラウジング中も非常に快適だ。

コンパクトボディながらフルHDに対応したIPS液晶だ

光学式ドライブこそ搭載していないが、マウスとキーボードを揃えればそのままPCとして利用できる。「LuvPad WN1100」はそんなマシンだ。

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