写真を表示してみよう

次に写真など画像の表示である。図9はカレンダー表示にしたものだ。

図9 カレンダー表示

撮影日でまとめられる。フォルダ単位で表示したのが図10となる。

図10 フォルダ単位で表示

動画同様に拡大・縮小なども可能である。スワイプで、次や前の写真をめくれるのも、非常に快適である。さらに、PowerDVD Mobileには、簡単な編集機能もある(図11)。

図11 写真の編集機能

ここで、1つ便利な機能を紹介しよう。図7同様に、参照先を[マイコンピューター]を選ぶ。フォルダが表示されるので、[上へ]をタップすれば、上位フォルダに移動していく(図12)。

図12 フォルダを移動

ここでは、microSDカードにあるフォルダを参照してみた。一覧が表示されるので、サムネイルをタップすると、選択画像として登録され(右上にチェックマークがつく)、画面下に小さなサムネイルが表示される(図13)。

図13 写真を選択

これで、見たい写真だけを選ぶことができる。もう一度、タップすれば選択解除となり、上にある[選択の解除]をタップするとすべての選択が解除される。未選択時には、[すべて選択]となっており、すべての写真を1タップで選択可能である。写真の場合には、1つのフォルダに多数保存することもある。そんなときに使うといいだろう。写真表示も直観的な操作で、とても快適である。また、縦長の写真の場合、タブレットを回転すれば、写真に合わせた表示も可能である。PowerDVD Mobileの機能ではないが、Windows 8アプリらしいものだ。

図14 縦表示に(フレーム機能を使用)

音楽を再生してみよう

最後に音楽データの再生を試してみよう。[音楽]をタップする。動画や画像とは違い、アルバム、アーチスト、ジャンルといった分類で、一覧を表示させることができる(図15)。

図15 アルバム単位で表示

再生中は、図16のようになる。

図16 再生中

メタデータが同時に表示される。プレイリストの作成・編集も可能である。筆者の場合は、フォルダに適当に音楽データを入れ、再生することが多い。そんな利用法でもPowerDVD Mobileは、使いやすい。

タブレットに移行して、最初、戸惑ったのは、右クリックが使えないことだった。おかげで、デスクトップ環境が非常に使いにくい。PowerDVD Mobileは、すべてタップやフリックで完結する。デスクトップ環境を使う必要がないのは、とにかくありがたい。Windows 8で、タッチパネルの良さを再確認した次第である。