贅沢に、おしゃれに、カッコ良く決める! これがOCEANUSの世界観

会場が暗転、壁面にメンバーの写真が次々に投影される

会場の照明が暗転、重々しいオープニング曲とともに四方の壁にバンドメンバーのイメージグラフィックが次々と映し出されていく。「TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA」の文字が現れると、ステージにメンバーが登場。まずは、スカパラのライブでオープニングといえばこの曲、「SHOT IN THE DARK」から。続いて2曲目はアルバム「欲望」から「非常線突破」。

大森はじめ氏のハンドスピーカー・パフォーマンスを間近で見られるとは、何とも贅沢! 3曲目、スカパラの看板ナンバーともいえる「Down Beat Stomp」で、会場の雰囲気は一気にバンプアップ。そして、バリトンサックスの谷中敦氏のマイクパフォーマンス!

「非常線突破」でハンドスピーカー・パフォーマンスを見せる大森はじめ氏

この距離でスカパラの演奏を見られるイベントが他にあるだろうか!?

バリトンサックスの谷中敦氏

「こんばんは!」 (会場:こんばんは!)

「東京スカパラダイスオーケストラです。」 (会場:大きな拍手)

「実は我々、ずいぶん前からOCEANUSを使ってます。毎年ヨーロッパツアーに行くんですけれども、行き先の国の時間と日本の時間が同時にアナログ表示できるってのが便利で、しかもボタンひとつで入れ替えられたりするんで、いつも便利に使ってます。

ホントに高性能な、メイドインジャパンの、スタイリッシュな時計のテーマを演れるってのは、至上の喜びであります!」 (会場:笑いと拍手)

「僕らにとって、こういうパーティーでライブをするってのは非常にプレミアムで、珍しいことなんですけれども、ここマンダリンホテルにとってもそうらしいので(笑)、今日はひとつ、6ツ星級の暴れっぷりで行きたいと思います!」 (会場:割れんばかりの拍手喝采!)

このMCからOCEANUSの新CFテーマ曲「Wild Cat」へ。スピーディーなベースの効いたアップビートとクレイジーなピアノ&サックスプレイが、OCEANUSを手にする男のカッコ良さにピッタリといえるサウンドだ。終盤の可変拍子も時間が持つのドラマ性を感じさせる。さて、お次は、ドラムス・茂木欣一氏のトークの番だ。

茂木欣一氏が「めくれたオレンジ」を歌う!

トロンボーンの北原雅彦氏

「この最高の場所で…、ご機嫌なライブをライブやらせてもらって…、今日ここに集まってくれたみんなは…、最高の腕時計を身に付けています…。」 (会場:爆笑)

「腕を上げて、見せてください。どうなんだい? その時計を手に入れたらどうなんだい!? …ごめん、光が眩しくてちょっと見えない…。」(茂木氏にスポットライトが当たっていた) (会場:爆笑)

加藤隆志氏のギターと北原雅彦氏のトロンボーン。見よ、このカッコ良さ!

パーカッションの大森はじめ氏

5曲目は、その茂木氏が歌う「めくれたオレンジ」。オリジナル・ラヴの田島貴男氏をボーカルに迎えたヒット曲だが、茂木氏の優しく甘いボーカルの同曲も聴き応えがある。6曲目は、曲中に「さくらさくら」を織り込んだ、この季節にピッタリの和の旋律「花ふぶき~愛だろ、愛っ。~」。

そしてNARGO氏のピアニカがキャッチーな「SKA ME CRAZY」、原曲を超えるアレンジがイカス「ルパン3世」、「(There's no)King Of The Ants」 と、これぞスカパラ! というべき怒濤のセットが続く。もちろん、会場のボルテージは最高潮だ。そして、最後のナンバーを谷中氏が叫ぶ。

「All Good Ska is One!」

全10曲、45分間。最初から最後まで、ほぼぶっ通しのタテノリ状態。途中、メンバーが観客の中をかけ抜けつつハイタッチなど、ファンにはこれ以上ない嬉しいハプニングもあるなど、最高のライブだった。無邪気にはしゃぎながらカッコ良く遊ぶ。そんな大人の男の魅力と、OCEANUSが内包する世界観を体現した東京スカパラダイスオーケストラのライブだったといえるだろう。

お気に入りのOCEANUSを腕に、最高の料理とオリジナルカクテルを味わいながら、上質な音楽とともに過ごすアーバンな一夜。次回は、あなたにもぜひOCEANUSプレミアムパーティー会場でお楽しみいただきたい。

次ページ: OCEANUS BLUE PRIDE PREMIUM PARTY 2013フォトギャラリー