iPhone 5をズボンのポケットに入れたまま座ってしまい、端末が「く」の字に折れ曲がったという笑えない話も、国内外でちらほらと耳にする。修理はできるのだろうか。「そういう依頼はまだないのですが、端末が動作しているのであれば、外側のケースを全部取り換えることで対処できると思います」。
端末が薄くなれば、ズボンのポケットにも入れたくなるものである。でも、お尻のポケットに入れるのだけはやめておいた方が良いだろう。
そのほか故障が予想される箇所、壊れやすそうな箇所を聞いてみた。「前機種では電源ボタンの潰れによる修理依頼がありました。iPhone 5でも基本的な内部構造は変わっていないので、同じようなケースが起こり得ると思います。
同じ理由で、ボリューム調整ボタンの潰れもありそうです。iPhone 4/ 4Sでは、ドック内のピンが折れてしまったというケースがありました。iPhone 5ではピンを使わないLightningコネクタに仕様が変更されたので、そういった修理依頼はなくなるでしょうね」とのことだった。
藤澤氏の所感では、「iPhone 5は全体的に壊れにくくなっている」とのこと。様々な故障の原因となる"落下"には最大限気をつけて、これからも労をねぎらいながらiPhone 5を使っていきたいものだ。