ついに「GALAXY S 4」が正式に発表となった。前モデルに比べてスペックアップしたのはもちろん、サイズダウンや軽量化に実現しており、また多種多様な新機能を備えるなど魅力的な端末に仕上がっているようだ。先日にはGALAXY Sシリーズの総販売台数が1億台を突破したというニュースが流れたが、「GALAXY S 4」の登場でさらにシェアは拡大することだろう。現Androidスマートフォンユーザーにとって機種変更の有力な候補に上がることは間違いない。
しかし、iPhoneユーザーにとってはどうなのだろうか。iPhone 5でそれなりに満足していて、Androidスマートフォンも気になってつい横目でチラチラ見てしまう人にとって、「GALAXY S 4」はアプリ資産を捨ててまで乗り換えるに値する端末といえるのだろうか。
その点について考えてみたい。
まずは単純なスペック比較だ。
iPhone 5 | GALAXY S 4 | |
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サイズ | 123.8×58.6×7.6(mm) | 136.6×69.8×7.9(mm) |
重さ | 112g | 130g |
バッテリー | 約1,400mAh(非公開) | 2,600mAh |
ディスプレイ | 4インチ | 4.99インチ Super AMOLED |
解像度 | 1,136×640 326ppi | 1,920×1,080 441ppi |
ストレージ | 16GB/32GB/64GB | 16GB/32GB/64GB |
外部ストレージ | 非対応 | 64GBまでのmicroSD対応 |
メインカメラ | 800万画素 | 1,300万画素 |
サブカメラ | 120万画素 | 200万画素 |
ご覧の通りスペックだけならGALAXY S 4の圧勝である。もっともこれは発売時期を考えると当然の結果であり、本来ならiPhoneの次期モデルと比べる必要がある。
とはいえ、iPhoneがいきなり5インチにディスプレイサイズを上げてくるかというとそれはさすがに考えにくいので(4.8インチという噂はあるが)、現在iPhone 5の4インチディスプレイでも小さいと感じている人にとっては、GALAXY S 4の4.99インチディスプレイは魅力的な選択かもしれない。物理的な大きさだけは気持ちの持ちようではどうにもならないところだしね。