これは翻訳アプリだが、テキストだけでなく、画面下のマイクアイコンをタッチして話せば、それを指定した言語に翻訳してくれる。会話形式のやりとりに対応し、2つのマイクアイコンを交互に押しながら話せば、外国語での会話ができるというわけだ。中国語だけでなく、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、そして日本語をサポート。翻訳エンジンはサーバーにあり、ネットワーク経由で翻訳結果が提示される。

テキスト入力や音声の翻訳が可能

お互いが交互にはなして会話ができる

対応言語は日本語を含む8種類

メールのTranslateからも翻訳が可能

実際の翻訳。音声で話してみたところ、きちんと日本語が認識された

単なる翻訳機能だけでなく、よく使う熟語や表現を3,000以上備えており、こちらはローカル内に保存されている。空港やホテル、ショッピングなど、シーンごとに区別されており、旅行に役立つアプリになっている。

シーンごとのよく使う表現などが保存されている

純正のメールやSMSアプリに「Translate」機能が統合されており、外国語のEメールやSMSを、メニューからすぐにS Translatorで翻訳できる。

このほか、ディスプレイ技術として、「Adapt Display」機能を紹介。こちらはディスプレイの輝度、彩度、コントラストを自動的に調整する機能で、ビデオ再生中、ゲーム中、メール閲覧中といったシーンに応じて自動的に調整して、より見やすいディスプレイ表示にしてくれるという。

動画やゲームなどで個別に画質を調整するAdapt Display

「Story Album」機能は、撮影してきたたくさんの画像から、スライドショーを簡単に作成できる機能。タイトルを決めると、まるで写真集のように表紙が作られ、ペー十をめくりながら写真を見ていける。このアルバムは、オンラインフォトブックサイトの「blurb」経由で、実際の写真集として作成することも可能。20ページのアルバムで10~30ドルになるそうだ。

簡単に素早くアルバムが作成できる

実際のアルバムのような操作性

本物のアルバムを作成することも可能

「Samsung HomeSync」は、1TBの容量を備えたホームサーバーと組み合わせることで、簡単にメディアファイルを保存、家族などと共有できる。このサーバーを経由することで、テレビにも撮影した画像などを出力できる。

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