まずはカメラ機能で、1つ目が「Dual Camera」。これは、「撮影する人は写真に写らない」という当たり前の状況を変える機能だ。シャッターボタンを1回押すだけで、アウトカメラで通常通り撮影するとともに、インカメラでは撮影者である自分を撮影。アウトカメラの画像に重ねて自分の写真も収められる。インカメラにはフレームや効果を加えて撮影することもでき、被写体と撮影者が同時に1枚の画像に収められる。お父さんが子どもと母親を取るときに、自分も一緒に写る、という家族写真が例に挙げられた。
「Sound & Shot」は、写真と音声を同時記録する機能。モードから選択すると、シャッターボタンを押すまでの音声を記録し続け、シャッターを切ると、そこから5秒間さかのぼり、画像と一緒に保存する。写真の再生と同時に音声も聞けるため、撮影の状況が分かる。
続いて「Drama Shot」。これは1回シャッターボタンを押すと、4秒間の間に100コマを撮影。それを1コマに合成することで、多重露光と同じ効果の写真が生成できる機能。ミュージカルでは、子どもの発表会(それにしてはレベルが高かったが)を例に、動きをドラマチックに画像に収めるという例を挙げていた。
さらに「Eraser」機能。これは、1回のシャッターで5枚を連写。その連写の間に動いた被写体を検出し、その動きのあった被写体だけを消し去ることができる機能。デジタルカメラでは同じ機能を搭載したものもあるが、これをスマートフォンで実現した。これによって、背景に見知らぬ人が紛れ込んでしまった場合でも、まるでその人がいなかったかのような写真ができる。
操作性を向上させる機能としては、「Air View」を搭載。すでにGALAXY Noteシリーズでは、S Penを近づけると、画面に触れなくてもそれを認識して、フォルダ内の画像サムネイルを表示したり、プレビューを表示するなど、画面に触れずに操作できるようになっている。これを指での操作に対応したのが今回の新機能だ。
続いて、バックパッカーの旅行をテーマに新機能を紹介。英語しか話せない人が上海で中国語の話者に道を尋ねるというシーンで「S Translator」が紹介された。
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