一方の「fitbit one」は、バーガンディとブラックの2色の設えだが、「fitbit zip」の機能に加え睡眠サイクルや高度センサーを備えることによって高さの移動を感知し階数までも記録するほか、設定した時間にバイブレーションで目覚めさせてくれるアラーム機能まで有したハイエンドモデル。
すべての活動する人にオススメしたいデータロガー
発表会でソフトバンクBB 取締役常務執行役員溝口氏は「"守る"から"ライフスタイル"へ」と述べ、使って楽しいという体験を提供したいと語った。また、Fitbit CEO & Co-Founderジェームズ・パーク氏は、デジタルヘルスとフィットネスに革命をもたらすべく製品を開発、「fitbit」シリーズのデータは第三者の開発したアプリ等とも連携しオープンエコシステムを構築すると語り、初年度100,000台の販売を目標に据えているという。昨今、"メタボ"に次いで注目を集めている"ロコモ(ロコモティブシンドローム)"対策の一助になればとのことだが、あらゆる人に健やかなライフスタイルをもたらしてくれることだろう。
推定で全国4,700万人以上いるとされているロコモティブシンドローム及びその予備軍に対して、フィットネスギアという切り口、そしてiPhoneというスマートフォンという切り口で風穴を開けていくというのは、なんともソフトバンクBBらしいユニークさが現れている |
「fitbit」シリーズは、専用のクリップやバンドで気軽に身に付けることができるほか、防滴処理も施されており、汗をかくなど運動の際でも気兼ねなく利用できる。また、写真右ではジェームズ氏は説いていた「fitbit」によって構築されるオープンエコシステムの概念図 |