通常の手作業だと、いわゆるもぎりには平均2秒かかっていたが、このシステムでは0.8秒に短縮されることで、大人数のイベントでは特に効果を発揮する。
新技術としては、新しい映像コーデックであるH.265向けのソフトウェアエンコーダーを開発、デモ展示を行っていた。シングルコアでのエンコードが可能な点が売りで、パフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら、より低いビットレート、容量で、H.264と同等の画質を実現できる。
ドコモが提供するdマーケットの紹介にも注目が集まっていた。海外のキャリアは、コンテンツ配信などのサービスをキャリア自身が行う例は少なく、dマーケットのようなキャリアによるサービスは、海外キャリアが興味を示しているようだった。
ドコモの展示では、先行するおサイフケータイやdマーケット、ターゲットを絞ったスマートフォンなど、海外でも普及が期待される製品を、いち早く採り入れた例をアピールしており、海外での反応も良好だったようだ。