ぐるぐるタイマー by ApeHills
時間を管理することは仕事効率化のもっとも基本的な部分。そこでおすすめなのが、様々な生活の場面で使えるタイマーアプリ「ぐるぐるタイマー」だ。あらかじめ定期的にやる作業とその時間を登録しておくことで、いちいちタイマーを設定する必要がなくなる便利なアプリである。
ユニークなのはそのインターフェースで、時間を設定するにはまず円状に配置されたアイコンをタップし、中央のバーをくるくると回して時間を決めていく。アナログなタイマーをカリカリと回すような感覚だ。
また、右側の「+」ボタンではタイマーを追加することもできる。無料版だとここまでだが、アプリ内からアドオンで購入できるPro版では一つのタイマーの中であらかじめ録音した音声を任意の時間に再生できるなど、多様な機能を持つ複合モードが追加されているので、アプリが気に入ったら購入してよりディープに使うといいだろう。時間管理が必要な日常のあらゆる場面で役立つはずだ。
Quick Drafts
外出先で書類を作成する場合、以前だとノートPC等が必要だった。しかし、今はiPhoneでちょっとした書類なら作成できてしまうのだからいい時代になったものだ。もっとも、忘れてはいけないのは、iPhoneで書く文書はあくまでも下書きであることが多いという点である。
実際にその文書を使う場合は、メールに貼り付けて送るなり、クラウドサービスに保存しておいて後から取り出したりと、別のアプリやデバイスで使うことになる。ならば、下書きをするためのテキストエディタは、なるべく他のアプリやサービスと多く連携できるにこしたことはないだろう。
「Quick Drafts」は軽快な動作とわかりやすいインターフェース、さらには多数のアプリ・サービスと連携できる機能を備えているため、効率よく文書作成ができるのだ。連携先には「Evernote」や「Dropbox」といった定番のクラウドサービスはもちろん、「Facebook」や「Twitter」といったSNS、「E-mail」や「メッセージ」への貼付けなども選ぶことができる。使わない連携先はオフにすることもできるので、自分なりにカスタマイズして使うといいだろう。
見えるプレゼンタイマー
「見えるプレゼンタイマー」は、プレゼンで役立つタイマーアプリだ。時間の決まったプレゼンでは、スタートしてから何分くらいまでにどの話をするかといった時間管理が非常に重要になる。しかし、肌感覚でそれを管理するのはよほどプレゼンに慣れていない限り難しい。
多くの人はタイマーを使うだろうが、単なるタイマーでは経過時間しか見られないため、いったい今どの話をしていつまでに切り上げるべきなのかがわからなくなってしまうこともある。そこで「見えるプレゼンタイマー」では、あらかじめ何分までに何の話をするかといったプレゼン全体の予定を円状のタイマーに入力しておくのだ。
予定は色で分けられており、時間がくると明るく光るので、今自分が何の話をすべきなのかがひと目でわかるのである。プレゼン中にタイマーをじっくり見ることは困難。チラ見で現在の時間経過と予定が把握できる「見えるプレゼンタイマー」はプレゼンの心強い味方になってくれるだろう。