D4端子や独立テレビチューナー搭載

ここで先に、「dynabook REGZA PC D732/V9H」のスペックを確認しよう。64bitのWindows 8を採用し、ハイパースレッディング対応のクアッドコアIntel Core i7 2.40GHz(インテル・ターボ・ブースト時最大3.40GHz)、8GBのRAM、3TBのHDD、BDXL対応Blu-ray Discドライブを搭載。

GPUはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000で、ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)の23型LED液晶となっている。タッチパネルではなく、通常の液晶ディスプレイだ。

通信機能としては、IEEE802.11a/b/g/nの無線LANとギガビット(1000Base-T)対応の有線LANポートを備え、Bluetooth 4.0にも対応。SD/SDHC/SDXC・マルチメディアカード・メモリースティック兼用のカードスロットと、4つのUSB 3.0ポート、2つのUSB 2.0ポート、HDMI入力端子、RCA音声入力端子も利用できる。

また、アナログのD4映像入力端子を用意しているのも最近のPCとしては珍しい。少し古めのゲーム機などで活躍しそうだ。

本体側面に用意されたものも含めれば、USB 3.0ポートは4基もある

テレビチューナーは、地上デジタルチューナーを1基、地上/BS/110度CSデジタルの3波対応チューナーを2基搭載する。

PCとして起動した場合は専用アプリケーション「dynabook TV Center」を利用してテレビの視聴・録画が可能なほか、先に挙げたチューナーとは別の地デジチューナーを使う「今スグTV」機能では、PC本体の電源がオフでも実測5秒ほどでテレビモードとして起動。通常のテレビのように番組表などの機能を使いながら視聴できるようになっている。ただし「今スグTV」は地上デジタル視聴専用のため、録画やBS/CSの視聴はできない。

本体左側面には赤いB-CASカードを、右背面には青いB-CASカードを間違えずに挿入しよう

ベンチマーク結果は下記の通り。

Windowsエクスペリエンスインデックスの値

プロセッサ 7.8
メモリ 7.8
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 6.5
プライマリハードディスク 5.9

PCMARK 7

PCMARK SCORE 4175

3DMARK 11

PCMARK SCORE 760

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