コンテンツパートナーの数は65社以上におよぶ。例えば音楽に関しては、EMIミュージック・ジャパン、ワーナーミュージック・ジャパン、キングレコード、日本コロムビアなどと契約を結んでいる。また、今回のサービス開始にあわせUULAオリジナルコンテンツを用意した。「ピンクスパイダー」は安野モヨコの名作マンガ「バッファロー5人娘」を蜷川実花が映像化したもの。主演は倖田來未が務める。「RETURN」は椎名桔平主演のバイオレンス・アクション・エンターテインメントで、第35回モントリオール世界映画祭の受賞監督原田眞人の最新作となっている。
プレス向け説明会に登壇したエイベックス・エンタテインメントの星野拡氏は、ジョイントベンチャーとしてタッグを組むソフトバンクの強みを「通信・デバイス・販売」にあると説明した。例えば配信する映像コンテンツの解像度は1.5Mbps/500kbps/300kbpsの3パターンを用意しているが、ソフトバンクの提供するLTEサービスならば「高画質な動画コンテンツも、高速でより快適に楽しめる」としている。
デバイスに関してはAndroid、iOS端末でコンテンツを視聴できるほか、SoftBank SmartTVにも対応した。これにより、将来的にはテレビの大画面でもUULAを楽しめるようになるという。UULAの入会登録は公式サイト(uula.jp)のほか、全国2,700店舗で展開しているソフトバンクショップでも受け付ける。いま店頭で申し込めば、1週間無料となるとのこと。キャンペーンの実施期間は、4月末までを予定している。
最後に、星野氏は「私たちの使命は、エンターテイメントを通じて多くの人に元気や感動を届けること。UULAを通じて、まだ誰も経験したことのない感動に触れるエンタメ体験を提供していきたい」と結んだ。
エンタメを楽しむ「場」を作りたい
最後に質疑応答の時間がもうけられ、エイベックス・エンタテインメントデジタルコンテンツ宣伝部課長の佃田淳氏とデジタルコンテンツ本部副本部長の村本恵理子氏が記者団の質問に回答した。