2013年大会に向けて
Q:ズバリ、2013年大会は皆さんチームに残りますか?
仲本:個人的には勝ち抜けしたいのですが、まだ決めていません(笑)。
Q:1、2年目の若手主体というチーム編成を2013年もするのであれば、今回2年目の方は抜けてもいいわけですよね。なんか、兵役みたいですが(笑)。
一同:(笑)
Q:2011年からのベテランから2012年の若手へのバトンタッチに比べると、2012年から2013年のメンバーへの継承はしやすいのかなと思うのですが、いかがでしょう?
斎藤:アドヴィックスは、ETロボコンへの参加に対して、特に会社として世代交代を積極的に進めようとはしていないんですよ。自己啓発の一環としてやりたい人がやる、というのが基本スタンスですので、やりたくなければ無理して続ける必要もないし、やりたければ続ければよいわけです。
Q:真剣に取組むことで心身共に疲労するのも事実でしょうから、斎藤さんみたいに何年も続けるのは大変ですよね。まして、本業もどんどん忙しくなっていくわけですし。しかもETロボコンは建前上、初級エンジニアが中級になったら卒業ですしね(笑)。
仲本:まだ中級になれたとは思えないから、残らないとダメかな(笑)。
Q:中級かどうかは自己判断で(笑)。スポーツ選手じゃないですけど、納得がいくまで続けてもいいし、本業が楽しいということであればそこで辞めてもいいわけですし。ちなみに、2年目の皆さんは、2013年も参加しますか?
仲本:今君はエクセレントモデルを取るまでは辞めないんだよね?(画像16)
今:また、そんないい方をして…。一緒にやりたいんじゃないの?(笑)。
一同:(笑)
斎藤:ゴールドモデルはちょっと不本意だったよね(笑)。
今:またみんなでハードルを上げて、きっついなぁ~(笑)。
Q:2位は不本意ですか?(笑)。
斎藤:前回までモデルを担当していた酒井さんは、2008年にモデル部門でゴールドだったことがどうしても納得がいかなくてリベンジに燃え、翌年からモデル部門を3連覇したんですよ。
Q:ゴールドだったことで逆に闘志に火が点いて、見事にリベンジを果たしたというか、お釣りが来る3連覇という結果を出したわけですね。ほかの2年目の方はどうです? 残ります?
仲本:堀江君と原島君も3連覇のために残るよね。
今:なに1人でまとめているの(笑)。
Q:まぁ、結局、少なくともこの場にいる6名は残るということでいいですかね。この際、中級かどうかが自己判断でいいんだから、どうです? 20年とか30ぐらいやるというのは(笑)。偉くなってしまえば問題ないでしょう。特に一番偉い社長になれば、HELIOSに加わろうが加わるまいが、誰も何もいわないかと。新入社員はめちゃめちゃやりづらいとは思いますが(笑)。
堀江:社長になっても新入社員と一緒にプログラムを組んでいる姿がイメージできませんけど…(笑)。
Q:まさか社長が参加しているとは思わないかと(笑)。ともかく、参加していて心身はきついけど、楽しいというのなら2013年も参加するのはありだと思うんですよね。では、最後に抱負を聞かせてください。「お前ら、3連覇を止められるものなら止めてみやがれ!」みたいな、ライバルチームを威勢よく挑発してもらっても(笑)。いうだけいって、次回はチームから抜けてしまうってのも手ですが(笑)。
堀江:それはさすがにいえません(笑)。次回のチーム構成はどうなるかわかりませんが、うまく次の世代に引き継ぎながら、HELIOSとしてV3に挑戦できる準備をしたいと思います。とくに今回1年目のメンバーには「がんばってほしい」です(笑)。いいですか、塚本君。
塚本:え(汗)。
堀江:V3はさておき、2013年も新人には参加してもらって、エンジニアとしての経験を積む場としてETロボコンを活用してもらえればいいなと思います。まだ入社2年目の私がいうのもなんですが、これまでの経験からいわせてもらうと、本当にそう思いますね。
Q:今さんは、エクセレントモデルを取るまで続けるということでいいんですよね(笑)。
今:それって、確定事項なんですか(笑)。次回、エクセレントモデルを取れたとしても、自己満足で終わってしまってはいけなくて、次の世代にしっかり引き継がなくてはいけないですね。モデルについては今日来られなかったメンバーの1人に引き継ぎながらやっていこうと思っていたんですけど、工場実習もあってすべてを伝承することができなかったので、この後、徐々に引き継いでいきたいと思います。
Q:バトンタッチではなくて、ご自身でエクセレントモデルを取るんですよね(笑)? 原島さんはいかがですか?
原島::さぁ~どうでしょうか…(笑)。
Q:ちょっと燃え尽きてしまった感がありますねぇ(笑)。
原島::次回は、きっと仲本君が大活躍してくれると思うので、完全優勝(地区大会、CS大会の全部門1位はどのチームも達成していない)も夢ではないと思います(笑)。
仲本:それはすべて中野君に担ってもらおうかと(笑)。私は口を出すだけ出して、尻を叩く人になろうかと思います。
中野:いやー、仲本さんにはまだまだ私を鍛えていただきたいので、やはり仲本さんにも残ってもらわないと(笑)。
Q:なんだか、なすりつけ合いになってますよ、皆さん(笑)。でもまじめな話、このメンバーがそのまま残れば、3連覇できる可能性はあるかと思います。もちろん、簡単ではないとは思いますが。しかし、もし3連覇を達成したら、さすがに強すぎるということで、HELIOSを直接的にイジメるようなレギュレーションが運営サイドから設けられるかも知れませんねぇ(笑)。
中野:東海地区大会では、冗談で、HELIOSだけ無茶な特別ルールをいわれたりしていました(笑)。
Q:まぁ、それも強いチームであることの証拠ですよね。ともあれ、この内の何人の方が残られるのかはわかりませんが、2013年もまたHELIOSの皆さんとお会いできることを楽しみにしております。もちろん、これを読んでいただいたライバルチームの方々は、「次回は自分たちがインタビューを受けてやる!」という意気込みで、ぜひ「打倒HELIOS」を掲げて、より技術を磨いてもらえればと思います。よりハイレベルな大会になることを期待しております。それでは、HELIOSの皆さん、本日はありがとうございました。
一同:ありがとうございました。