料金は「有効期限無期限」と、「30日間月極め」の2タイプが提供されているWalmartの店舗ではWi-Fiルーターの横にこの利用料金のバウチャーが一緒に売られているので同時に購入したほうがよい。後述するがオンラインでのリチャージ時は日本のクレジットカードは使えないので、バウチャーはルーター購入と同時に入手しておこう。利用料金は以下の通り。
10ドル : 500MB(無期限)または1GB(30日定額) |
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25ドル : 1.5GB(無期限)または3GB(30日定額) |
45ドル : 4.0MB(無期限)または8GB(30日定額) |
オンラインで開通、日本のカードは利用不可
今回訪問したラスベガス郊外のWalmartは大型店舗で、プリペイド携帯電話の販売コーナーもある。だがInternet on the GoのWi-Fiルーターはそこではなく、PC用の家庭用ルーターなどが売られているエリアで取り扱われていた。レジで一般商品を買うようにルーターやバウチャーを購入し、利用開通手続きはホテルに戻ってPCからオンライン登録を行うかたちとなる。
PCからはInternet on the GoのWebページを開き、画面右上の「Register」をクリック。あとは指示に従い個人情報を入力していけばよい。住所はホテルのものを入れ、電話番号もホテルのものを入れた。なお海外住所では登録できない。そして続けていくと「Device」の登録画面で購入したWi-Fiルーターの登録を行う。11桁のシリアルナンバーを入力するが、これはパッケージ内の説明書に番号が記載されている。
そしてその先の画面では、料金選択の画面となる。ここでスクロールするとクレジットカードの入力画面も表示されるが、日本のカードはエラーで利用できない。そこで同時に購入したバウチャーの背面を削り、出てきた10桁の数字を画面上部の「Refill Code」の欄に入力。すると次の画面で有効期限無期限の「Go Big - UseWhenever」あるいは「Go Bigger - 30-Day Plan」のどちらかを選択する。このようにInternet on the Goは料金を入れる際に、その金額を「無期限」「30日定額」のどちらからか選ぶわけである。今回は「Go Big - UseWhenever」を選択。これで永久に500MBが利用可能になったわけだ。
なお購入したものは特典として初回に料金を入れると自動的に30日2.5GBのプランが無料提供さるプロモーションパッケージだった。ただし料金は入れた順番に消費されるようだ。すなわち今回の場合、まず500MBを使い切ると、次に30日定額の2.5GBの利用となる。だがこの分2.5GBは利用登録時に追加されているため、最初の500MBを30日以内に使いきらなくては利用できないのがちょっともったいないところ。
このようにInternet on the Goの課金体系は、料金を入れた順番となるようだ。そのため30日定額の料金を入れた場合は、それを使い切ると有効期限が終わってしまう。なので30日定額を使った場合は、それを使い切った後にも有効期限を無期限とするため、10ドル500MBなどの無期限利用料金を追加しておく必要があるわけだ。
アメリカ渡航時の緊急用としても便利
このようにInternet on the Goは有効期限を気にする必要が無く、急な利用分の増加にもバウチャーを購入し利用分の多い30日定額を追加できるのが便利だ。またアメリカ到着後、ホテルまでや移動中のみの通信手段として使うのもよさそうである。なお永久利用のためには1年に1度の利用が必要な点だけは注意しておこう。
難点があるとすればWalmartは郊外店舗が多く、ルーターやバウチャーが購入しにくいこと、料金追加に日本のクレジットカードが使えずバウチャーのみになってしまうことだろう。前述したようにアメリカに知り合いがいればバウチャーの入手はできるだろうし、あるいはコンビニエンスストアやドラッグストアで販売されているVISAなどのギフトカードを使うことも考えたい。
(記事提供: AndroWire編集部)