LINEがここまで急成長を遂げた最大の理由は、PCやフィーチャーフォンからスマートフォンへと移り変わるプラットフォームの変化の波にうまく乗ったことだろう。森川社長は「インターネットは、新しいプラットフォームに変わる度にリーダーが変わってきました。僕らはスマートフォンのリーダーを目指しているということ。"スマートフォンといえばLINE"といわれるように、今後も様々なサービスをLINEを軸に展開したい」と語り、LINEはどうなっていくのかという質問に「生活のプラットフォームになりたい」と答えた。

石原さとみからのお祝いメッセージに会場は大盛り上がり

世界中のLINEユーザーからのメッセージも届いた

なお、LINEは現在、スタンプの売上や企業広告でマネタイズを行なっているが、執行役員の舛田氏によると、それらのビジネスモデルは検証としても意味合いもあり、今後しばらくは収益ではなくユーザー規模の拡大を第一において展開していく予定だという。

LINEの利用者は日本が約4100万人、タイと台湾がそれぞれ約1200万人であり、その他ユーザー数の多い国は韓国とスペインとなっている。多いときで1日に60万人が新規登録しているという驚異的なペースを考えると、Facebook・Twitterに追いつく日もそう遠くはなさそうだ。

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